31話~2~ そらるside ページ19
Aがいなくなった後。
まふまふが、こっそり話しかけてきた。
「Aちゃんの、課長さん。
なんかちょっと嫌な人ですね。」
「…あぁ。」
はっきり言うけど。
Aを見る目が、下劣な目だった。
劣情を帯びてる目。
「まったく、早坂くん。
君はAくんに甘すぎるんじゃないのか?
Aくんにも、色々な経験をさせてやらないと彼女の為にならないぞ。」
「ですが、うちには事務の子もいます。
Aには企画部の仕事があるのは、お分かりですよね。」
「早坂くん。
君は、Aくんが女性として最低限のマナーを身につけていなくてもいいと言うのか?」
「そういうわけでは…。」
「私は、Aくんを今でも立派な女性だと思っているよ。
だが、もっと立派な女性になってほしい。
…それだけだ。」
なんて横暴な…。
「ちょっと変わった人ですね…。」
まふまふも、俺にこそっと言う。
俺は、それに頷いた。
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しろうさぎ。 - 初めて夢小説よんでて、涙ぶわっとでてきました!そらるさんにきゅんきゅんしてます!続きが楽しみです! (2017年10月30日 21時) (レス) id: 5b2c23531c (このIDを非表示/違反報告)
() - 早くリスナーさんたちとかに彼女って紹介して欲しいです!更新頑張ってくださいね! (2017年6月18日 22時) (レス) id: 9e8ff908aa (このIDを非表示/違反報告)
『 』(プロフ) - コメント失礼します! 今読み終わったところなのですが、とても面白かったです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月5日 12時) (レス) id: 167c4770ea (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 魅海羽さん» ありがとうございます!! この作品はどんなに時間が掛かっても完結させるつもりでいますのでしばしお付き合い願いたいと思います! よろしくお願いします!! (2016年12月31日 21時) (レス) id: 678f820bf7 (このIDを非表示/違反報告)
魅海羽 - とても和みます(笑)!色々大変だと思いますが、これからも、更新頑張ってください!応援してます。v (2016年12月31日 19時) (レス) id: 2d17c0016d (このIDを非表示/違反報告)
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