27話~2~ ページ13
「おはようございます。」
「お、おはよう!
通常出勤でも良かったのに…。」
「貴女だけにやらせるわけにはいきませんから。
顧客データ探しですよね?…手伝います。」
そう言うなり、ダンボールの山を崩して探し始める紫月くん。
…ありがとう。
「紫月くん、ありがとう。」
「いえ。
これは元はと言えば俺の仕事ですから。
こちらこそ、すみません。」
私も、ダンボールの山を崩して顧客データを探し始めた。
最近のやつから、昔のやつまで。
ばらばらにあるから、正直大変。
「これ、1度整頓した方が明らかに効率あがりますよね。」
「そうだねっ…。
一度、部長にでも話してみよっか。」
「そうですねっ…!
…あ、ありましたよ、Aさん。」
「わー!良かった!
じゃあ、早く戻ろっ!」
これで作業が進められる…!
このペースなら余裕で間に合うかな!
「……紫月くん?」
なかなか、ドアを開けようとしない紫月くんに声をかける。
早く出ようよ。
こんな薄気味悪いところ、ちょっと怖いよ。
「……Aさん。」
「なに……っ、うわぁ!?」
ドンッと、壁に押される。
咄嗟のことに動けずに、背中がちょっと痛んだ。
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しろうさぎ。 - 初めて夢小説よんでて、涙ぶわっとでてきました!そらるさんにきゅんきゅんしてます!続きが楽しみです! (2017年10月30日 21時) (レス) id: 5b2c23531c (このIDを非表示/違反報告)
() - 早くリスナーさんたちとかに彼女って紹介して欲しいです!更新頑張ってくださいね! (2017年6月18日 22時) (レス) id: 9e8ff908aa (このIDを非表示/違反報告)
『 』(プロフ) - コメント失礼します! 今読み終わったところなのですが、とても面白かったです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月5日 12時) (レス) id: 167c4770ea (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 魅海羽さん» ありがとうございます!! この作品はどんなに時間が掛かっても完結させるつもりでいますのでしばしお付き合い願いたいと思います! よろしくお願いします!! (2016年12月31日 21時) (レス) id: 678f820bf7 (このIDを非表示/違反報告)
魅海羽 - とても和みます(笑)!色々大変だと思いますが、これからも、更新頑張ってください!応援してます。v (2016年12月31日 19時) (レス) id: 2d17c0016d (このIDを非表示/違反報告)
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