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空への手紙 ページ7

今回はお話の前に作者からお話しがあります。

あるグループの曲を基に考えたお話です。

この話は翔さんが亡くなっている設定ですので、「ムリっ」って方は回れ右してください。

読んでいておかしいって思うこともあると思いますが多めに見てください(笑)

では、読める・心決めた方だけどどうぞ。

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耳を疑った。

信じたくもないリアルが今俺の目の前にある。




「もしもし、警察ですが櫻井翔さんの知り合いですか？」

「はい、そうですが。」

警察から翔さんの電話から電話があり、すぐに駆けつけると空き部屋に通された。

その部屋にはお医者さんと警察官がいた。

椅子に座り話を聞くと、翔さんは交差点を渡っている所に信号無視の車が突っ込んできて即死だったらしい。




独りで旅に出かけて行きましたが、寂しくないですか？辛くないですか？

今、雨が降っています。

アナタが泣いていると、この雨に変わるんです。




「翔くん、このニュース難しから教えて」

「おう、どこが分かんない？」




あの日の声が聞こえます。

あの場所を思い出します。

相変わらずの景色にアナタがいないから何かが違う。




独りで旅に出かけて少し経ちました。

嬉しいこと楽しいこと見つかりましたか。

雨が虹に変わりました。





「潤っ！今日、ご飯食べに行こうぜ」

「うん。どこ行く？」

「どこでもいいけど今日はお前のおすすめの店に行きたいな」




最後の会話を覚えています。




『ごめんね』とか『ありがとう』とか言いたいことまだ沢山あるよ。

でも、もう二度と言えない所にあなたは行ってしまった。


『さよなら』も言わずに行ってしまった。

心残りたくさんある。

だけどあなたの事だからきっと今も笑って俺たちを見守ってくれてるんでしょ。


あれから月日が流れました。

あなたが居なくなってから沢山泣きました。

だけど今はあなたに心配かけたくないから笑顔で僕は頑張ってるよ。

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