主婦休みの日/OS ページ23
「智くん、コーヒー飲む？」
「あ、いいよ!オイラがするから」
「え、ありがとう」
今日は俺も智くんもオフで珍しく2人とも家にいる
そして、珍しく智くんがコーヒーを入れてくれるらしい
「洗濯するけどもう洗濯物ない？」
「あー、いいよオイラがするから
翔くんはテレビでも見ててよ」
「あ、ありがとう」
ホントにどうしたんだろうか
何かやましい事でもあるのかな
「智くん、掃除機かけるからそこどいて」
「あ、ごめん。
って、オイラがするから翔くんは何もしなくていいって」
まただ
「あのさ、何でもしてくれるのは嬉しいんだけどどうしたのよ
いつもは、やってって言ってもしてくれないのに。
何か隠してる？浮気でもしたの？」
若干、ネガティブ思考に入った俺
押さえがきかなくなり、まくしたててしまった
「違う！」
智Side
翔くんが掃除機をかけるからと言ってきたので代わると言うと、突然翔くんがまくしたててきた
「浮気でもしたの？」
その一言に反射的に「違う！」と言い返すと、ビクッと肩を震わせた翔くん
「違う、違うんだよ翔くん
浮気なんてしてないよ、オイラ翔くん大好きだもん」
「じゃあ、なんでっ、何で今日はそんなに優しいの」
あー、翔くんの為にやったことなのに泣かせてしまった…
「ごめん、ホントに浮気はしてない
今日はね、『主婦お休みの日』なんだって
翔くん、いつもオイラに代わってなんでもしてくれるから今日は休んでもらおうと思って」
「っ、智くん」
「不安にさせてごめんね」
そっと引き寄せキスをする
「俺こそ、ごめんなさい
俺、そんなの知らなかったから」
「ううん、オイラが普段からしてなかったのが悪いんだよ
これからは2人でやっていこうな」
「うんっ」
「じゃあ、洗濯物干すのもお願いね
後は、夕飯の買い物と…」
休んでていいよ、と言うとこれぞとばかりにオイラに頼ってくる翔くん
ちょっと、仕事多くないですかね…
「休んでていいんでしょ？
これくらいやってよね(笑)」
不満そうな顔してると怒られました(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あっす - めっちゃすきです!!これからも応援しています!!!! (2015年8月8日 17時) (
レス) id: f75dd5f16a (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - Twitterから来ましたー！めっちゃ面白くてツボです笑。更新楽しみにしてます＊ (2015年4月22日 17時) (レス) id: f28cb99ee2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サクラ | 作成日時：2015年4月21日 23時
