私、あなたの運命の人です！ (ページ6)

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4個性把握テストページ6

茶「個性把握・・・テストォ！？入学式は！？ガイダンスは！？」

相「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」
「雄英は″自由″な校風が売り文句。そしてそれは″先生側″もまた然り」

皆「・・・？」

相「中学の頃からやってるだろ？″個性″禁止の体力テスト。阿付、中学の時「中学の時から既に相澤先生しか見てませんから初彼氏の座は空いてますよ！！」・・・どうでもいいだろ、そんなもん。ソフトボール投げ何mだった？」

主「15ｍぐらいですね。ちなみに私の指輪のサイズは・・・」

相「じゃあ″個性″使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ」

Aのアピールを完全無視しセンサー付きのボールを投げ渡す。

主「ボールより指輪投げけて欲しいです」

相「いいから早よ投げろ」

皆((((コントかよ！！))))

さっさと投げないAにイライラを隠さない相澤。

主「半分冗談なのに～・・・じゃあ今日は″元気″がいいから・・・」

ザッとボールを構えて持っている手に力を込める。

主「イチ！ニィ！サン！ダァァー！！！」ビュォ!!!

皆(((アン●ニオ猪木・・・)))

Aの投げたボールは勢いよく飛び、かなり遠くまでの所で落ちた。

『ピピッ』

上「970ｍ！！！？？ヤバッ!!!」

相「まずは自分の『最大限』を知る。それがヒーローを素地を形成する合理的手段」

今まで個性を禁止して行ってきた事を個性ありでのやり方に皆の目が輝く。

「なんだよこれ!!すげー面白そう！」「″個性″思いっきり使えるんだ!!さすがヒーロー科!!」

が、その発言が聞こえた瞬間相澤が口を挟む。

相「面白そう・・・か・・・ヒーローになる為の３年間そんな腹積もりで過ごす気でいるのかい？」

ドッ変わり出した相澤の雰囲気に皆が息を呑む。

相「よし、トータル成績で最下位の者は見込みなしと判断し・・・除籍処分としよう」

皆「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」」」

「何それめちゃくちゃだろ！！」「入学したばっかだぞ！！」

緑(０か100か！・・・僕はまだ″調節″なんて・・・)

相「生徒の如何は先生(俺達)の″自由″。ようこそ、これが」

まだ得たばかりの個性で調節すらできない緑谷にいきなり最初の大試練が襲いかかる。

相「雄英高校ヒーロー科だ」

まさかの突然の試練に焦る者、冷静な者、期待から笑みを浮かべる者がいるなかAは・・・

主「厳しい相澤先生も素敵・・・」

うっとりしながら目がハートになっていた。