2友達たくさんできた〜♪♪ ページ4
今日も元気なA。彼女は今、広すぎる校内で迷子になっていた。
主「1年A組ってどこだっけ？あ、あのヤンキーくんに聞いてみよ！ねぇねぇ！そこのズボンが下がっちゃってる人！！」
爆「ア″ァ？」
Aが呼び止めたのは、これでもかとつり目でトゲトゲとした頭、ズラパンをした、どう見ても不良にしか見えないが実は天才肌の爆豪勝己。気安く話しかけるAに敵意むき出しだがAにとってはそんなの関係ない。
「あのさ！1年A組の教室にいきたいんだけど分かんなくて！何処か分かる？」
「そんなもんマップ見りゃ分かんだろ！！」
BORN！っと掌から爆破しながら怒鳴ってくる。
「わぁ！凄い！あなたの個性？凄い凄い！！で、教室どこ？」
が、元気の塊なAは全く臆することなく、むしろ話を続ける。
「(イラ！)テメェ・・・俺を舐めてんのか！！ア″ァ！！」
「あなたって朝から元気だね！あはは！」
しばらくこのやり取りが続き、結局Aの元気過ぎる話に負けて(爆豪は負けた訳じゃなく仕方なく折れてやったらしい)教室まで同行することになる。
「ここがA組の教室？扉おっきいー！バリアフリーってやつ？」
「見りゃ分かんだろ・・・」
たどり着くまでに途切れることのない会話に付き合わされ、しかも謎の運命の人話にも付き合わされ朝から疲れた爆豪。もうAに対して怒鳴る元気もなかった。
「ありがとね！じゃあ私とあなたは今日から友達だね！」
「は？」
「ほらほら握手してして！！」
「なんで会ったばかりのヤツとダチやんなきゃならねんだよ！！」
「私が友達になりたいから！はい、握手したから友達だね！！あ、さっきも話したけど恋人は駄目だよ。私には運命の人がいるから！」
「勝手に決めんな！！」
「じゃあ席が近くだといいねバイバイ！」
「俺の話少しは聞け！！」
まさか自分の前に大嫌いな緑谷も同じ事を言われ友達になっているとは思ってもみない。
ガラっとドアを開けると視線が注目される。爆豪はズカズカと入りさっさと自分の席にドカッと座る。
そしてAは
主「おはよ！今日からよろしく！！」
とても元気に挨拶してくれた。
「朝から元気な挨拶をありがとう。ぼ、俺は飯田天哉。よろしく」
「俺は切島鋭児朗。男らしい挨拶だったぜ！」
「俺、上鳴電気！てかさ君、可愛いね。俺と飯行かね？」
「ウチは耳郎響香。」「私は葉隠透！」
など言われ、すぐにクラスに馴染めた。
主「皆よろしく！！今日から皆友達だね！」
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作者名：まき | 作成日時：2017年9月8日 1時
