私、あなたの運命の人です！ (ページ3)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:1,672 hit

1友達できた～♪ ページ3

新品の制服、まだ履きなれてない硬いローファー、背中に新しい教科書が入り重くなった新品の可愛いリュックを背負う、A。

主「今日から雄英生かー・・・なんか・・・」

ギュッとリュックの肩掛けの部分を握りして震える。緊張しているのかとおもっていたが、

主「すっっっっごいワクワクする！！」

声を上げ、握った拳を空高くあげる。

緑「うわ！び、びっくりした」

偶然近くを通りかかった緑谷出久はAの声に驚く。

主「え？あれ？もしかして雄英の人！！そうでしょ！！1年？ねぇねぇどの科にはいるの？私今日からヒーロー科なんだ！」

緑「あ、あああぼ、ぼぼぼ、僕もひ、ヒーロー科で！！(どうしよう！女子に話しかけられちゃった！！)みみみみ、みど、緑谷、いいいい、いい出久っていい、いいます！」

慣れない女子に戸惑い真っ赤な顔で声が震える。

主「みみどいいずく？変わった名前だね！私は阿付A！今日から友達だね！！はい握手握手」

緑「うぇ！いいいいきなり！！？？(女子が！僕の手、手をおぉぉ！！)」

主「もっちろん！今日からみみどいいずく君と私は友達だよ！あ、でも運命の人はもういるから恋人にはなれないよ。」

緑「こ、ここここ恋人！！？？」

主「じゃあ私行くね！同じクラスだといいね！バイバイ！！」

嵐が去ったように静かになるが緑谷は今だに真っ赤な顔をし、心臓が破裂するのではと言うぐらいドキドキしていた。

緑「初めて・・・女の子と友達になっちゃった・・・・・・」

主『今日からみみどいいずく君と私は友達だよ！』

緑「は、はじめて・・・女子に名前を！・・・ん？」

主『みみどいいずく君！』

緑「僕の名前間違えられて覚えてる！！？？」

このあと、訂正しようと追いかけようと思ったが結局勇気が出なかった緑谷であった。