☆１３☆【過去編2】〈真田side〉 ページ14
「ふっはぁ！さっぱりしたー♪」
しばらくして満面の笑みで風呂から上がってきたA
いつもなら、
『わー、さすが俺のA！可愛い、ぬれ髪…うん、結婚しよ！！』
くらい、余裕で言い切る幸村。
た、た、たるんどるっ…！
しかし……今日は当たり前のようにそんなことはなかった。
まじめな顔。
そして妹の正面に回って、肩をしっかりつかんだ。
「A…何があったの…？」
Aは、びくり。としたけどすぐに微笑んだ。
「何って？おにー？どうかしたの？過保護だなぁー」
にこん。と笑うA。
「何もないよ、おにー、そんで、弦にーと蓮二も！大丈夫！！ありがとー」
「そ、そっか、そうだね。俺、心配しすぎかな？」
「うん、大丈夫ー！！」
俺達にブイサインを見せてニコニコしているAに…何もいえなかった。
見てしまった…なんて言えなかった。
玄関前のカバンを運ぼうとしたとき…見てしまった。
＿＿＿あいつのお気に入りのペンケースが切り裂かれたような無惨な姿となっていたことを。
……そして、それをいえなかったことを後にどれだけ悔やんだだろう。
次の日。
「…幸村くん！幸村君はこのクラスかしら！？」
走り込んできた先生に驚く俺たち。
「どうしたんですか、先生…そんなに慌てて」
柳の声で、みんなの注目を浴びている事に気がついた先生は
幸村に小声で述べた。
「幸村君…落ち着いて聞いて……
あなたの妹さんがっ…………」
「…っ！？！？」
俺たち三人は、もの凄い勢いで教室を出た。
行き先は近くの病院。
『…妹さんが、二階の窓から飛び降りて病院に運ばれたわ』
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魔香乃☆うさぎ(プロフ) - やまねこ。さん» 有難う御座いました！赤也のイケメンぶり、ブンちゃんの本心に幸村のシスコンぶりを添えていざ！最終章！よろしくお願い致します！ (2015年8月23日 15時) (
レス) id: 9b7bd92801 (このIDを非表示/違反報告)
やまねこ。 - もう最高です！！1日で全部読んじゃいました！！ブン太の好感度が下がり赤也君達の好感度が超絶UPしましたwwwその2も今から読みますっ！本当に幸せなテニプリ夢小説を、ありがとうございました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2014年7月31日 2時) (レス) id: c60524c98c (このIDを非表示/違反報告)
魔香乃☆うさぎ(プロフ) - 丸井ブンちゃんさん» ありがとうございます。憧れるなんてもったいなさすぎです((。もっとﾄﾞｷﾄﾞｷしていただけるよう頑張ります←パート２に入りました！これからもよろしくお願いします！！ (2014年6月6日 20時) (レス) id: 484a49bd95 (このIDを非表示/違反報告)
丸井ブンちゃん - この小説、読んでて凄くﾄﾞｷﾄﾞｷします！(色んな意味でw)こんな小説を書けるなんてめっちゃ憧れます！！続きも楽しみにしてます♪ (2014年6月6日 7時) (レス) id: 25e7a9f21c (このIDを非表示/違反報告)
魔香乃☆うさぎ(プロフ) - チーカマさん» ほんとですか！？やばっ…超絶うれしい…！頑張ります！！ (2014年6月6日 6時) (レス) id: 484a49bd95 (このIDを非表示/違反報告)
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