[歌い手] 秘密のシェアハウス[そらまふうらさか]

episode_18 ページ21

貴女side

目が覚めるとそこはいつもと違う天井で

あれ？ここどこだろ？

一瞬そんなことを考える

でも瞬時にあぁ、私シェアハウスするんだっけ…って思い出す

起き上がり、思い切り伸びをする

『んむぅーっ！！』

私はリビングのほうに行ってみる

まだ誰も起きていないようだ

『朝ごはんでもつくろうかな』

そう呟きキッチンに行く

冷蔵庫を開けるとありとあらゆる材料

『…適当でいっか』

1通り材料を見てその結論を出す

あ、そーいや私毎日お弁当だけど…みんなどうなんだろ。

そう思い棚を見ると青と黄色と緑と赤のお弁当箱がしまわれている

きっとみんなお弁当だな。

作ったほうがいいよね。

そう思い朝食と一緒にお弁当も作り始めた

しばらく経つと…

うらた「ふぁー…あれ、Aちゃんおはよ。早いね」

『あ、うらた先輩、おはようございます。』

うらた「なーに作ってんの？」

『朝ごはんとみなさんのお弁当です』

うらた「まじ！？お弁当作ってくれてんの！？」

『は、はい』

うらた「よっしゃー！！」

うまそー！とか言って喜びまくるうらた先輩

そんなに喜んでもらえるなら作ってよかった

うらた「俺、アイツら起こしてくるね！」

『おねがいしまーす』

しばらく家中にうらた先輩の大声が響いていた

30分後、やっとみんな起きてきた

そらる「おはよ、A」

『おはようございます、そらる先輩

…上、服着てください』

そらる「え？なんで？」

首をコテンっと傾けた

『いやいやいや…一応私も女の子ですし。』

そらる「なに？コーフンしてんの？」

不意に抱き締められる

そらる先輩の肌が直接当たる

体温が高いんだろうとってもあったかくて

とてつもなく恥ずかしかった

『やめてくださいっ///』

坂田「うわー！そらるさんセクハラー！！」

そらる「そらるさんはセクハラじゃありません」

まふ「そらるさんやば…」

そらる「おいこらまふ」

うらた「ふじゅーん」

そらる「お前だけには言われたくない」

みんなのやり取りがおかしくて自然に笑みがこぼれる

坂田「きゃー、A笑顔かーわーいーいー！！」

『んなっ…やめて』

うらた「照れちゃってーw」

『照れてませんっ』

そらる「かーわいい」

『うるさいですセクハラ先輩』

そらる「…！？」

まふうらさか「wwwwwwwwwwww」

そんなこんなでうるさくてやかましいけどなんだか楽しいです

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ラッキー歌い手さん

うらたぬき

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