嘆きたい ページ3
｢まてまてまてまてまて？私はさっきまで街を歩いていたはず。一体何が...？｣
思い出そうと頑張って記憶の引き出しを引っ張り出す
が、街を散歩していたことしか思い出せない
｢くっそ。こんなことなら街に出ずゴロゴロ昼寝していればよかった｣
でも、こんな森は知らない。見たことも無い。
....そういえば、街を歩いていた記憶はあるけど、どんな街なのか思い出せない。おかしくない？だって普通あれよね？生まれた街忘れるなんてありえないよね？
｢...どうしたもんか｣
とりあえず森を出ようと思い1歩踏み出す。と何か違和感を覚える。
｢私、こんなに足短かったっけ？｣
いや、そんなことない。そういえば視点も低い気がする！
急いで近くの川辺に走る。覗いてみるとそこに映ったのは小さな女の子だった....
｢わぁ、かわいい｣
｢じゃねぇぇえええ！何コレ！？なに！これ！どゆこと！？なになになになになになになに｣
''なに''がゲシュタルト崩壊するくらい頭に浮かんでくる｡
まじで、何？私幼女？なんで？わたし30歳....はにゃ？
うわきもい。でもマジでこれははにゃ問題。
｢と、とりあえず落ち着こ？うん、落ち着くことが大切ですまる｣
うん。まずは情報収集しよ？うん！森出よう！
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｢適当に歩いてみたけど、村見つけれた！良かったぁ｣
気のままに歩いていたら森を出れて村？を見つけた。
どこかに食事処があるはず。見つけて情報集めよ。てかお腹すいた
お、あそこっぽい？とりあえず入ってみるか
ギィィイ
｢いらっしゃい！あら小さなお客さん！｣
｢すみません。お腹が空いていて、ご飯頼んでもいいですか？｣
｢えぇ！もちろん！｣
気の良さそうな人だなぁ
ｶﾁｬｯ
｢はい。どうぞ。貴方いくつ？どこから来たの？｣
｢ありがとうございます。頂きます。...分かりません。多分5歳です｣
あれ、これ軽く不審者？いや幼女だし、大丈夫よね？
｢分からないって...じゃあ名前は？｣
｢A｣
｢そっか、Aちゃんか！私はマキノ。よろしくね｣
｢....ここはなんて言う村？｣
マ｢ここはフーシャ村。何も無い小さな町だけど良いところよ｣
｢そう｣
フーシャ村？聞いたことない。
｢美味しかった。ごちそうさまでした｣
お金あるのは確認したし、とりあえずこの島全体を一周するか。どのくらいかかるか分からないけどもっと情報が欲しい
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作者名：まかろんv | 作成日時：2022年2月25日 12時
