嘆きたい ページ19
なんだ。ここの人みんなお節介が好きなの？
｢‥‥‥｣
エ｢A！こいつは悪いやつじゃねェよ！シカトしないでやってくれ！｣
いやそういう問題じゃ....
マ｢海軍大将が海賊と仲良くはできないだろうよい。家族ならまだしも｣
｢そういうこと。わかった？｣
エ｢なるほどな。じゃあ大丈夫だ！俺の家族だからな！｣
｢....うん。わかってないってことが分かったよ｣
はぁ....でも不思議だなぁ。初めて会う海賊は毎回嫌悪感があるのに今回は何故か心地いい。
｢まぁ。エースが言うならいっか｣
マ｢よくないだろ｣
｢まぁ、大体の名前は知ってるので自己紹介は不要です。弟がお世話になってます。さっきも言いましたが、海軍大将白虎ベツレヘム・Aです。よろしく｣
ビ｢エースのお姉さんが大将とはね....｣
ハ｢ねぇねぇ！色々聞かせてよ!!｣
12番隊隊長ハルタ
｢昔のことでしたら....｣
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スヤスヤ
｢外で雑魚寝って....風邪ひくよ？絶対｣
スタスタスタ
｢白ひげさん。起きてます？｣
白｢....なんだァ？｣
｢今日はありがとうございました。意外と楽しかったです。来たことないはずなのに何故か心地良くて、どこか泣きたくなるような懐かしさを感じられました｣
白｢懐かしいか....おまえ、ホントにベツレヘムがファミリーネームか？｣
｢....さぁ？どうでしようね｣
白｢グラララララ！秘密か。まぁいい。帰るのか？｣
｢えぇ。その前に言っておきたいことが｣
白｢なんだァ？｣
｢....エースはきっと家族からの愛を1番欲してる。家族なんて知らないから、だから、最初は拒んだでしょう。父親なんて....と。でもちゃんと受け入れられた。父親という存在を。大切なのは血じゃないことを。どうか、エースをよろしくお願いします。沢山愛してやってください。私にはできなかった。ホントは姉を名乗る資格すらない私ですが、大切な弟なんです。どうか。よろしくお願いします。｣
そう。私には出来なかった。家族としてそばにいなきゃいけなかったのに、私は自分の目的のためあそこから、エース達から離れていった。私に姉を名乗る資格なんてない。
それでも....大好きな弟だから
｢それでは....｣
白｢....グララララ！そんなこと言われなくてもわかってらァ！気を付けて行けよ！バカ娘！｣
｢....はい｣
父親....か
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作者名：まかろんv | 作成日時：2022年2月25日 12時
