２.水曜日の夜のメイドさん７ ページ9
PM8：25＿＿＿
今日は予定より遅く帰る事になってしまった。
『んじゃ、店長さよならー』
「お疲れ様ー」
私は裏口から出ると早速屋根を伝って帰る事にした。
が、不意に足を躓いてしまい屋根の上で転んでしまった。
『い”ｯた••••』
しまった•••足を捻ったな。何時もは転んだりしないのに、今日は不運すぎる•••！
すると後ろから足音がした。
『ｯ？！』
私は咄嗟に隠していた銃を取り出し、足音がしてくる方へ狙いを定めた。
すると今迄暗くて中々見えなかった顔が月明かりで漸く見えたのだが、
その正体が••••
『え•••情緒さん？•••』
「条野です！！！貴方、良い加減に名前を覚えてください！！！」
『あ、条野さんですね。すみません！』
「•••••まぁ、其れより貴方、手に持っている物は何ですか？(黒笑)」
城野さんは私が手に持っている銃を指差した。
『、？！ｯしまった•••！』
私は咄嗟に距離を取って銃を仕舞おうとしたが、腕を蹴られた。
『あ”ｯ!!!!』
「これはこれは••••いけませんねぇ。一般人が銃を保持しているとは。
其れに貴方、何者なんです？普通に屋根を伝って帰りしかも其の反射神経。
只の一般人だとは思えません。」
そして条野さんは私に手錠を掛けた。
「私は慈悲深いですので、貴方に選択肢をあげましょう。
其の１、私に着いて来るのなら、私の権力で貴方の銃刀法違反なんて
直ぐに隠蔽出来ます。
其の２、このまま私の玩具となり弄られるか、其れは其れで面白そうですね。
其の３、店長に此の事を報告しあの店をやめる。••••あの人はどんな心音をするのでしょうか？ﾌﾌﾌ。
•••さぁ、どれが良いですか？(黒笑)」
『自分で慈悲深いって言うなんてナルシストじゃん！しかも変態だ•••！この人！！！』
「••••••••(ﾆｺｰｯ)」
あ、ヤッベ。口滑ったぁぁ！！！
条野さんは携帯を取り出し、110とボタンを押そうとした。
『あ、いや嘘です嘘です!!!
御免なさい！えっと、私１のヤツにしますから、通報しないでください！！！』
すると条野さんの手がピタリと止まった。
「言いましたね？其れじゃあ、着いて来て下さい。
あ、逃げても無駄ですよ？逃げたら猟犬の私が骨まで貴方を噛み砕きますので。」
『ヒェ•••••』
こっわ!!!”骨まで”ってサイコパスと受け取っても宜しいかしら？？？
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マカロン(プロフ) - おでんもち巾着さん» 応援、有り難う御座います。しかも小説大好きと言ってくれるのは凄くモチベが上がりますし、嬉しいです!!是からもご愛読の方宜しくお願いします!(( _ _ )) (2023年4月9日 11時) (
レス) id: 257ffb0b71 (このIDを非表示/違反報告)
おでんもち巾着 - 私はマカロンさんの小説大好きです！！このシリーズから読み始めた新参者ですが、これからも応援してます！！ (2023年4月9日 11時) (レス) id: 444ccb161b (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - Berry Blackさん» 励ましのお言葉、有り難う御座います。私は少し気にしていたので•••。 (2023年4月9日 10時) (レス) id: 257ffb0b71 (このIDを非表示/違反報告)
Berry Black(プロフ) - 主様の作品の更新を楽しみにしている一般人です。ああいうのは何処にでもいるので気にしないで大丈夫です。好きな作者さんを侮辱されて許せません。どうかめげずにこれからも書いて欲しいです。 (2023年4月9日 8時) (レス) @page6 id: 8d8e2a801a (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - コロッkさん» 有り難う御座います。私もああ云うアンチに負けずに頑張ろうと思います！ (2023年4月9日 1時) (レス) id: 257ffb0b71 (このIDを非表示/違反報告)
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