条野さん家の住み込みメイド (ページ9)

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月曜日の夜のメイドさんページ9

PM6：30、夕食の準備

まぁ、夕食の準備をするわけだが、
はっきり言ってあの怠け者なんかにはカップ麺がお似合いだと思うのだ！！

しかし、私は心が広いので、きちんとご飯を作ってあげようじゃありませんか。
一応猟犬で色々と疲れていると思いますし。

とりあえずスーパーで買った半額の鱈を焼いて、次にホワイトソースを作ろう。
後、サラダも作らないと•••ってメイド服を着ながら言える事じゃねぇ!!!

料理番組になりかけてたけど、ミニスカ白エプロンを着てやる料理番組なんか見た事ねぇわ!!!

とりあえず適当に作って食卓に並べた。

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PM7：00、夕ご飯

玄関からガチャリと鍵が開く音がすると私は急いで玄関の方に行った。
そして条野さんが帰って来た。

『条野様、御帰りなさいませ。ご夕飯は既に出来ております。•••お荷物、お持ちしましょうか？••••』

「いえ、夕飯は後ですし、荷物は全然大丈夫です。Aさん、貴方今日何をしたか分かっていますか？」

条野さんはﾆｯｺﾘと笑みの深い顔をしてきた。
え？何をしたって何もしてなくない？私は普通に条野さんの弁当を作ったd•••あ。

『えーと、条野さんの弁当に”この怠け者のだらしない男め”と海苔でやった事ですか？』

「おや、ちゃんと覚えていたのですね。••••それからAさん
　私の知らない男に会っていましたか？貴方から知らない男の匂いがします。」

条野さんは私の首筋に近づいてクンクンと嗅いだ。
いや、変態じゃねぇか？！
それに私は条野さんと付き合ってねぇよ！！！付き合うなら中也がタイプだわ!!!!!

「•••••今、私の知らない男の人の事考えていましたね？
　主というこの私がいる目の前で•••
　それで、男の名前は何と云うのです？私が今すぐ排除しにいきますので。(黒笑)」

怖い怖い！！絶対中也の名前出したらいけない！！！
てか排除ってお前ヤンデレかよ？！

『いや、知らない男の人って云うか、条野さんには関係ないでしょう?!
　私達は付き合ってすら無いのに、何故条野さんにそんな事を言わなければ•••ッッ!?!?』

条野さんは私を壁にﾄﾞﾝｯ!!!!!と打ち付け、顎クイしてきた。

「まずAさんは、主の忠誠心というものが欠けていますね。そんなAさんには
　私が直々に躾してあげます。(黒笑)」

『は•••躾？』

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