水曜日の昼のメイドさん5 ページ26
PM3:45__
『あのさ、今思ったんだけど、中也は良いの?森さんを裏切る様な事をしてる感じなんだけど•••』
中也はマフィアの幹部で森さんに忠実なのに、こんな事をしても良いんだろうか•••
てか中也が呼ばれたのって私が関係してるじゃん!?
「
『そ、そう•••でも何で森さんはそんなに私を連れ戻したがるの?』
「多分だが、Aは其の異常な身体能力に簡単に人を殺せる殺傷力、あとは今回の異能者の弱点となる
のがAにピッタリだからなんじゃねェのか?」
「いや、もう一つあると思うよ。中也?」
「何があンだよ。」
「勘が鋭いところ。ポートマフィアでは常に渡された資料だけで動くから、いきなりのトラブルでも
鋭い勘でそのトラブルを逆利用して潰せれるからね。」
『それで今のマフィアには勘が鋭い奴がいないから私を連れ戻したいって事?』
「確かにそうかもしれねェな。だからA、外に出掛けるときは気を付けろよ。」
『もしかして一人になった処を攫うつもりか?ww』
「まぁ、捕まったとしても中也がなんとかしてくれそうだけど、こう云うのだと動きづらいよねぇ。
役立たずな中也くーん?」
「あ”ァ”??」
ちょっと太宰、中也を煽らないで?!今、異能力を発動仕掛けてテーブルがミシッと鳴ったからね!?
__________
「フ、フフフ•••そう云う事だったんですねAさん。道理で身の上が解らない訳だ。
てか中也って人、私の許可なく何勝手にAさんの隣に座っているのですか??
今すぐ退いてほしい。Aさんの隣に座っても良いのは私だけだと云うのに•••!!」
条野は中也に中指を立てていた。しかもゲス顔で。
「あの店長、あの人さっきから何ブツブツ言ってるんでしょうか•••」
「考え事してるだけだと思うけど、負のオーラを物凄く感じるわ•••!!!」
「いや、店長それ以前に彼処に座ってる3人のテーブル、ヒビが入ってるの気づいて下さいよ?!」
「てかあの人、中指立ててるのウケるww」
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余談(聞かなくても良い話)
太宰さんの”ヒヒヒヒ!”の笑い方は私が推しを見て興奮した時の笑い方です。
(気持ち悪い笑い方を太宰さんにしてしまいすみません•••)
実は推しを見ると、私は変態みたいな笑い方になります•••
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