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火曜日の昼のメイドさん ページ13

PM 12:45〜
_____
条野side




••••やってしまった。いつもは弁当を忘れないはずだと云うのに、何故か今日は弁当を持ってくるのを
忘れてしまっていた。



「条野、お前昼食は如何した?
 真逆、昨日の弁当で恥ずかしくなってカップ麺にでもする事にしたのかwwww!!!!!」


「副長、断じて違います。単に持ってくるのを忘れただけです。後、私はカップ麺が嫌いですので。」



「”この怠け者のだらしない男め”だったよな?あの弁当のクオリティは凄い。」

「どこがですか!?てか掘り返さないでくれますか鐵腸さん!!!!!矢張り今すぐ死んでほしい!!!」



最悪だ。今から戻ったとしても絶対昼の休憩時間は過ぎる。

こう云う時にAさんが持って来てほしいと思うが、関係者以外は立ち入り禁止。
勝手に入れば銃で殺される。




とは言っても彼女はちょっと、いや色々と可笑しいのだ。まず、

異常な身体能力。

昨日の夜、私の脛を蹴ってきたが本音を言うと物凄く痛かった。
本当に異能力を持っていないのだろうか???
そして強烈なストレートパンチも化け物レベルで普通の人が受けたら死に至る程ヤバかった。






••••••••••••そう云えばAさんと初めて会った所は猟犬の御用達でもある喫茶店だった。
最初会った時はとても心音が心地良い人だなと思っていたが、


その喫茶店に行くたびに客に笑顔を振り撒くのをAさんを見て、私にも笑顔を見せて欲しいと思い、


権力(脅し)で私のメイドになる様にさせました。

何故私がメイド服を着させているのかと言うと、Aさんはこれから私の家に住み込む事になるので、
メイド服にピッタリだと思ったからです。(とは言っても私には見えませんが•••)





しかし、私は出来心で彼女の身の上を調べてみたのだが、一切出てこないのだ。
つまりAさんは元裏の組織に繋がっていた、もしくは繋がっているのかもしれない。






まぁ、繋がっていたとしても私がその組織を潰すまでです___。















そしてAさんが元裏の組織に繋がっていた事を知る日は近いと云うのは誰も知らなかった。

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作者名:マカロン | 作者ホームページ:マカロン  
作成日時:2023年3月17日 21時

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