火曜日の朝のメイドさん ページ11
AM6:00、
あ”ぁ”ー!!!マジであの野郎を一発殴っても気が済まない•••
お陰で私は太ももや首筋の至る所に”
てかわざわざ”印”って云うんじゃなくて、”キスマ”って言えよ!!
そう思いながら条野さんを起こしに部屋に入る私です。←
『条野様、起きてください。朝食の準備が整っております。真逆、また昨日の朝と同じようなこと
をするつもりですか?』
「••••••••首や太ももは大丈夫ですか?•••」
『全っ然大丈夫じゃないですねぇ!!!!メイド服でも隠せれない処がありますので!!!
•••もしかして反省してるんですか?』
反省してたら別に昨日の朝に言っていた”おはようのキス”をパンチしてしまった処にやってあげても
良いかなーとちょっと思っている。
「はい!とても反省しています!!!!なので”おはようのキス”をしてください。」
『ごめん、やっぱしないわ。もうなんて云うか下心っていうモノが見えてしょうがない。』
だってさ、私が”しても良いかなー”って思ってる時に即答で”はい!とても反省しています!!!!”
なんて明るい声で言う奴が本当に反省してると思うか?
絶対下心しかねぇなコイツ。
_____________
AM8:00、ご主人様出勤
『条野様、行ってらっしゃいませ。』
「はい、行ってきます•••それより昨日の弁当みたいな事はしてませんよね?(ニッコリ)」
『いえ、していませんよ。なので安心して昼食を楽しみにしておくと良いですよ。』
「う”ッ!!!!なるほど、楽しみにしておきますね。」
そして条野さんは家から出て行った。
だが、一つ気になる事がある。
”う”ッ!!!!"って何だ?!しかも心臓部分を抑えてたよな!?
え、ヤダ真逆、心臓発作かしら?!!
•••って馬鹿は病気にならないんだった。
そして私はリビングに戻り、とんでもない事に気づいた。
『条野さん、自分から弁当の事聞いといて、何今日の弁当箱を忘れてるんだよぉぉぉぉ!!!!!
くそがァァァァァァァ!!!!!!この浮かれ者がァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!』
____
ご近所__
「さっきの声、何かしら?」
「カラスじゃないの?」
「にしては変わったカラスの鳴き声ねぇ•••」
____ご近所にまで響いていた。
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