《刀剣乱舞》上手くいかないって知ってる《ブラック本丸》 (ページ13)

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そっか、そっかページ13

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一｢大丈夫ですよ。主殿が何かしたらすぐ斬るから｣

んんんんん！
その笑みが怖い
まあ何もしないけども

一｢ほら、前田。お前が1番傷ついてるんだから治して貰いなさい｣

前｢いちにぃ.....｣

そう呟いた後、私の方に来た

前｢よろしくお願い、します。｣

｢こちらこそ｣

そう言いながら前田を台に乗せて材料を準備しポンポンと傷口に打ち粉を入れた。

｢前田、服のしたの部分もやっぱり痛い？｣

はだけて見えている部分の内出血が酷い
見てるだけでも痛い

前｢........｣

｢前田？｣

前田を見ると頬に涙が走っていた
久しぶりの手入れで懐かしかったのかな

私はただ無言で泣いている前田の頭を撫でながら、そっかそっか、と言っていると

いつの間にか、粟田口兄弟が近くに寄ってきて声をかけてくれていた

｢優しい兄弟がいて良かったね｣

前｢...はい｣

少し笑っていた前田を見て兄弟達も安心したのか、曇っていた顔が笑みに変わっていた

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その後私は粟田口の手入れを全員やり、へとへとになりながら、こんのすけのおいなりさんを作りに台所へ行った