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『、、アーサー・・・？』
彼女は目をまるくした。
いつもの予定通りにきていた彼が連絡もなしにやって来ていて
しかもその彼は顔を真っ青にして玄関に立っているのだから。
玄関から見える空は赤く染まっていて
その光が彼をてらし切なさを際立たせる。
息があがっているせいか、肩を上下にしながらフラフラと部屋へと入ってくるアーサー。
「A･･･、、」
かすれた愛しい人の声はおぼろげにそう呟いた。
アルフレッドとアーサーとの戦いの結末を耳にしていたAだが
まさかそのぼろぼろな体でこちらに来るとは思わなかった。
『だ、大丈夫？』
声をかけながらよろめくアーサーの手をとり、ソファーへと導いた。
二人でゆっくりと腰を下ろせば、彼は冷たく言い返した。
「大丈夫に見えるか？」
腹に響くような低いこえに寒気がした。
その声で肝を射られた気分だ。
夜はゆっくりとこちらに向かってきている。
明かりを点け忘れたこの部屋は薄暗く
アーサーの鋭い瞳がゆるゆるとゆがむのが微かに見えた。
『(あぁ･･･。またアーサーに負けちゃう)』
「A･･･。」
あなたのその弱い部分に、私は何度負けたのかと
彼女は逃げることをあきらめた。
「お前だけは･･･お前だけは俺から離れるな･･･絶対だ」
『･･･いかない、どこにも行かないよ、アーサー･･･。』
細いAの体を強く抱きしめる彼の背中に
彼女は優しく腕をまわした。
二人の距離は０�僉�
海で冷え切った彼を温めるのはAだけ。
「約束だ。」
こうして今日も
Aだけに見せるその表情は、彼女をとりこにさせる。
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なつ子第2号@(*´ω｀*)(プロフ) - ルーミラさん» コメント＆祝電ありがとうございます(´；ω；｀) わああああ涙する小説書けて幸せです(><) いえいえ！こちらこそご愛読ありがとうございました!!! (2018年5月13日 22時) (
レス) id: 512c53c1af (このIDを非表示/違反報告)
ルーミラ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても切なくて、集中して読んでいました！我慢していた涙が最後で出ちゃいましたw今回も素晴らしい作品をありがとうございました！ (2018年5月13日 22時) (レス) id: d359785761 (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - 暴走少女@OIMさん» うわわわわああああコメントありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡こんなにも更新遅くなってしまい申し訳ございません(泣)そしてこんな私の作品を読んで下さり、さらにコメントまで頂けるなんて幸せすぎます!! はい!テスト終わったら猛スピードで書きます(o^^o) (2018年2月5日 23時) (レス) id: 512c53c1af (このIDを非表示/違反報告)
暴走少女@OIM(プロフ) - 久しぶりの更新ご苦労様です！今日も楽しく読ませていただきました。これからも頑張って下さい！(^^*) (2018年2月4日 15時) (レス) id: c5b7e8e142 (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - 暴走少女@OIMさん» コメント、本当に本当にありがとうございますヽ(；▽；)ノ カナちゃんにキュンキュンできるように心がけたので嬉しいです!! (2017年9月8日 18時) (レス) id: 512c53c1af (このIDを非表示/違反報告)
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