41 トド松:誘惑 ページ43
〜トド松side〜
「……うーんっと……、、…え?」
僕は今、混乱している。
お昼の散歩から帰ってきたところなんだけど
居間に天使のような子が寝ているのだ。
いや、女神って言っていいかな?
とにかく、言葉でどう表していいかわからないくらい
小さくて可愛い幼女がいるのだ。
しあもスヤスヤと眠っていて…可愛いすぎる…。
もう一つ混乱している理由を挙げよう。
「A姉さん…だよね?」
『ん〜…』
そう、ここに寝ているのは幼女と化した姉さん。
なぜか僕のパーカーをきている。
ピンクのぶかぶかのパーカーは
今の姉さんにとってはワンピースみたいな物になっている。
胸の奥がくすぐったい。
A姉さんから目をそらせないでいると
目線に気がついたのか、ゆっくりと瞼を開ける。
「おはよう、姉さん」
『ん、おはよ……』
まだうとうとしている彼女に問いかけた。
「姉さん、その格好…どうしたの?」
『……え?パーカーのこと?』
「どちらかと言うと体の大きさの変化に疑問があるんだけど…」
『体の大きさ…?』
彼女は自分の状態に気づいていなかったのか
おもむろに自分の手足を凝視した。
ほんの少し沈黙。
『……え、小さくなってる!?なんで!?』
「いや、僕も知らないんだけど」
苦笑いで返してみると
姉さんは幼いその顔でムッと眉間にシワを作った。
そんな表情も可愛い…。
ロリコンになっても可笑しくないね、これは。
「あ、でも僕のパーカー着てるのはなんで?」
『それはね、カラ松のせいだと思って』
「えっと…どう言うこと?」
『カラ松今ごろ大変だろうね〜。自分のパーカーと私のパーカーを間違って宿泊に行ってるもんね〜』
「え"ぇ?」
確かに青と水色は似ているけど
普通大きさが違うから気づくでしょ!?バカなの!?
もしわざとだったらコンクリートで固めてやろう。
まぁでも、姉さんが僕のパーカー使ってくれたから
熱湯で我慢してあげようかな。
『ねぇ、私治るかな?』
「えっ、、あぁうん!大丈夫だと思うよ」
僕の裾をくいっとひっぱる姿が愛しい。
__今、家で姉さんと二人っきり_。
満喫しなくては…。
*
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なつ子(´∀`*)(プロフ) - つーさん» はじめまして(*^^*)リクエストありがとうございます!!とっても嬉しいです!若葉松と喧嘩するか、弟松VS兄松のどちらかですね!もし時間があれば二話書きますね^ ^ *更新は受験後ですが大丈夫でしょうか?ご確認お願いしますm(_ _)m (2017年1月5日 23時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - こんにちは!つーです。はじめまして。リクエストをお願いしてもいいですか?若葉松と喧嘩か、弟松VS兄松をお願いします。 (2017年1月4日 15時) (レス) id: b0f4d5d524 (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - まぁやさん» はい!風邪をひかないように頑張ります!!まぁやさんもお気をつけて(>_<) 長文、ニヤニヤが止まらないくらい嬉しかったです!イメ画も大歓迎です(^○^)お待ちしております!haha//← (2016年12月20日 22時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - まぁやさん» いえいえ!こちらこそ私なんかにありがどうございまずっ(T . T) コメント返信の事まで!?うっ、生涯に悔いが無くなった気がします(泣)とてつも無く嬉しいです( ; ; ) すすすすっ!?もう本当に悔いが無いですっ、ありがとうございます!! (2016年12月20日 22時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - みつばさん» 今回もコメントありがとうございます!!とても嬉しいです(^○^) 全松養い隊が集まるような小説にしたかったので、そう言って頂けると幸せです! 欠かさず!?あわわっ、ありがとうございます!!全力で更新頑張ります!! (2016年12月20日 22時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
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