16 トド松:守る ページ18
〜Aside〜
『ねぇ、トド松』
「ん?どうかしたの姉さん?」
『うん。あのさ…』
夕焼け色に包まれた我が家。
水色のワンピースを着て
私はお出掛けの準備中。
雑誌を読んでいる末っ子に尋ねる。
『今日もどうせ暇でしょ?』
「え?、…あぁうん、一応…、、。」
『お願いがあるんだけどさ。』
「何?」
『合コン、いっしょに来てくれない?今日人数足りなくて…。いい?』
「いいよ。じゃあ準備してるから玄関で待ってて!」
あざといスマイルを向けた彼は
自分の衣装を取りに二階へ上がった。
さて、今日はトッティがいるし
この前よりは楽しめそうな気がするな。
少し高さのあるサンダルを履いてトッティを待った。
夕日がジリジリと暑いのは
残暑のせいだろう。
「お待たせ。思ったけど、今からでも間に合う?」
『大丈夫!あと30分はあるし』
二人で他愛もない会話をして居酒屋に向かう。
並んでみて思ったけど
トド松ってちゃんと男性だね。
私より身長高いし。
『こんにちは〜』
「いらっしゃいませ〜!」
目的地に着いた頃にはメンバーは揃っているようだった。
あ、この前の舌打ち男がまたいる…。
…離れておこう。
『ねぇ、トッティ』
「ん?」
『今日は私の隣に座ってくれない?その方が安心するからさ』
トド松は「いいよ」と快く承諾してくれた。
さすがトッティ
あざとい笑顔を絶やさないなんて…!
それはさておき
今日こそはいい人見つけなきゃ。
母さんに孫見せてあげるんですから!
*
280人がお気に入り
「短編集」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - つーさん» はじめまして(*^^*)リクエストありがとうございます!!とっても嬉しいです!若葉松と喧嘩するか、弟松VS兄松のどちらかですね!もし時間があれば二話書きますね^ ^ *更新は受験後ですが大丈夫でしょうか?ご確認お願いしますm(_ _)m (2017年1月5日 23時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - こんにちは!つーです。はじめまして。リクエストをお願いしてもいいですか?若葉松と喧嘩か、弟松VS兄松をお願いします。 (2017年1月4日 15時) (レス) id: b0f4d5d524 (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - まぁやさん» はい!風邪をひかないように頑張ります!!まぁやさんもお気をつけて(>_<) 長文、ニヤニヤが止まらないくらい嬉しかったです!イメ画も大歓迎です(^○^)お待ちしております!haha//← (2016年12月20日 22時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - まぁやさん» いえいえ!こちらこそ私なんかにありがどうございまずっ(T . T) コメント返信の事まで!?うっ、生涯に悔いが無くなった気がします(泣)とてつも無く嬉しいです( ; ; ) すすすすっ!?もう本当に悔いが無いですっ、ありがとうございます!! (2016年12月20日 22時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
なつ子(´∀`*)(プロフ) - みつばさん» 今回もコメントありがとうございます!!とても嬉しいです(^○^) 全松養い隊が集まるような小説にしたかったので、そう言って頂けると幸せです! 欠かさず!?あわわっ、ありがとうございます!!全力で更新頑張ります!! (2016年12月20日 22時) (レス) id: 3c0a3a20bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ