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煉獄side
______やってしまった…！
あれ程駄目だと心に誓っていたのにも関わらず、つい熱くなって道場に勧誘してしまった。
教師として不甲斐なし！
…だが。
“行きたいです！むしろ入門したいくらい！！”
そう火宮が言っていた時、お世辞ではなく本心で伝えているように感じた。
門下生が増えれば、父上もきっと喜んでくださるだろう。
そして俺も
昼休みだけではなく、もっと火宮と打ち込みたいと願ってしまった部分もある。
(うむ！結果オーライというものか！はっはっは！！！)
「さあ生徒諸君！！今日も楽しく歴史を学んでいくとしよう！！！」
取り敢えず、今回のことは前向きに考えることにして
俺は五、六限の授業に専念した。
____
「本日もお疲れ様でした！！お先に失礼します！！！」
身支度をして、先生方に挨拶をすると
たまたま職員室に居合わせた先生二人が絡んできた。
実「ん？煉獄先生よォ、今日は随分と早いじゃねェか」
宇「そうだぞ煉獄センセー、今日呑みに行こうって話してたんだぜ〜？」
「うむ！不死川先生に宇髄先生か！！
すまないが今日は用事があるので失礼する！！！」
俺がそう言うと、宇髄先生ははっと何かに気づいたような素振りを見せ、
俺の両肩にガシッと手を置いた。
宇「はっ…！！もしかしてついに女か！！お前、飲み会でも合コンでも、頑なに女を拒否していたのに…いつの間に！！」
「君には残念だが色恋沙汰ではない！！」
肩を掴む手を振り払い、椅子をしまう。
「では！失礼する！！」
そう言うと、俺はリュックを背負い、職員室を出た。
宇(まぁ、お前は昔から、“アイツ“に一途だったもんな。
今世でも、無意識だがどうせそうなんだろう。)
そう宇髄先生が呆れ顔で笑ったことに、俺は勿論気づかなかった。
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ひなた(プロフ) - コメント失礼します。語彙力がすごい上にとても話が面白いのでこの作品推しますよ！この作品大好きです。 (2023年1月10日 15時) (
レス) @page9 id: 766649bc8e (このIDを非表示/違反報告)
靈菜(プロフ) - コメント失礼します！ほぼ毎日読ませて頂いてます!話の構成がとても上手ですごく憧れてます！どのような感じで考えているのか、良ければぜひ教えて下さい！ (2021年10月2日 22時) (レス) @page2 id: b6a4af0785 (このIDを非表示/違反報告)
餅(プロフ) - ひかるさん» 合掌…!!?こちらこそ朝早く読んでくださって本当に嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年11月29日 8時) (レス) id: 55e2874e26 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 朝から震えが止まりません・・・！更新ありがとうございます！（合掌） (2020年11月29日 8時) (レス) id: e49f586e8e (このIDを非表示/違反報告)
餅(プロフ) - ゆず＠yuzuさん» そんな、感情移入してくださっていたなんて…光栄です…(泣)はい！更新頑張らせていただきます！これからもぜひよろしくお願いいたします！ (2020年11月28日 13時) (レス) id: 55e2874e26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび餅 | 作成日時：2020年11月15日 9時
