手作りの ページ11
「硝子ちゃん、怪我した」
「…硝子ちゃん呼び可愛いんだけど」
え、
「もしかして俺みたいなやつがちゃん付けやばい?」
「いや、ギャップで萌えるからOK」
ギャップ…?萌え…??
硝子ちゃんの口からよく分からない単語が出てくる。取り敢えず褒めてくれてるっぽいからいいや
「確かに可愛いよね。女性だけちゃん付けって言うのが特に。」
「…五条君とか傑君とかきもいだろ」
いやあれだ。俺みたいないかちいやつがやるとって話し。
「はあ?ちょっと待てよ。傑は名前呼びなのかよ。俺は?」
「だって五条第一印象くっそ悪かったし」
もう出会って数ヶ月たった訳だからなれた。
ちゃんと友達もできたし高校生活楽しい。
「ふふ、日頃の行いだね悟。確かにあの時は酷かった。なんだっけ、自分より弱い奴待たせて何が悪いんだよ、だっけ?」
「だあああ!!!うるっせえ!!!若気の至りだよほっとけ!!!」
たった数ヶ月前のことだわ
軽く喧嘩になっている2人。
いつもの事なので気にせず携帯をいじり始める。
「A〜、飴ちょうだい」
「ほい」
硝子ちゃんが口に入れるのをじっと見つめる。
「なに?」
「…美味い?」
「?うん」
「それ手作り」
どっちも余り喋る方では無いため硝子との会話はいつもこんな感じ。だが別に気まずいなんて思ったことは無い。どちらかと言うと心地よい
ちなみに硝子に渡したのはべっこう飴
結構上手くいったと思う。硝子ちゃんも美味しいって言ってくれたし。
「Aの…手作り…?」
「A、俺にも」
そう五条に言われ飴の入っている袋に手を突っ込むとまさかの最後の1個。
それを五条に投げる
「さんきゅ」
「…A、私も欲しいのだけれど」
「あー、手作りは無くなっちまった。市販のだったらある」
しかし何故か傑手作りが良かったみたいで残念そうに微笑んでいる。
俺は何故かそのままにしておいたらいけない気がして傑の手を引っ張った。
目指すは俺の部屋
終わり ログインすれば
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もぶ(プロフ) - ウウ...好きです...何回も読み返しています...!更新待ってます... (2022年10月17日 1時) (レス) @page11 id: 38a56b994f (このIDを非表示/違反報告)
もっけちゃん - コメント失礼します。凄い面白いです!!何回でも読み返し出来ちゃうぐらい面白いです!更新待ってます!頑張ってくださいね! (2021年5月9日 23時) (レス) id: 13ab1ddfb6 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - あの、すいません。私あなたの作品ずーーーーーーと!待ってたんですけど。まだ更新されてなくてとても残念だとおもっています。少しずつでもいいので更新してくれませんか?貴方の考えたこの小説すっごいおもしろいので!! (2021年4月22日 23時) (レス) id: c3188baa62 (このIDを非表示/違反報告)
キース(プロフ) - 読みながら顔が自然とにやけてしまっていた事は内緒です。 (2021年2月20日 20時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - なんなんばんさん» 神だなんて恐れ多い…!もっとニマニマさせられるように頑張りますね!! (2021年2月10日 1時) (レス) id: f00cd55e90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たか | 作成日時:2021年1月22日 1時