【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ7)

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Princess 5 ページ7

桜宮side

私は自慢じゃないけど、顔は広くて人気がある方だ

でも仲良くなった子はみんな真面目だとか、優しいとか言うんだ

そんなことないのに

それでも私という位置を作る為に、”人気者”の位置をゲットするために

………言い方悪いけど、

利用するためにAに話しかけた

よくあるでしょ？独りで過ごしてる子に話しかける”人気者”とか、さ

まぁ、”独りで過ごしてる大人しい子”なんて予想は大幅に外れたけど

いい子かと思えば、口を開くことすらも拒否する無気力さ、それに加えた口の悪さと態度、目付き……………不良って言われてもおかしくない

しかも真面目そうと言われる私に向かって

『………あんた、大和撫子みてぇだから人気なのかって思ったけど、普通なんだな。でもまぁその努力、関心するぜ』(ﾎﾞｿｯ

バレてた。私の考えてる事全部

どういうことなんだろう。この子は他の人と違うっていうの？

そうだとしたら………

私の本性を知っても仲良くしてくれるかな……？

誰かに傍にいて欲しくて、一人じゃ耐えられない私のことを

鈴「………ねぇ、Aちゃん。私のことあだ名とか下の名前で呼んでよ！」

『……………じゃあ、鈴。鈴香だから、鈴』

その愛称もだいぶ慣れたはずなのに

何故か初めて言われたような感覚になる

嬉しい

律「え〜！？鈴香だけずるいっス！私も！！りっちゃんとか律歌とか律ねぇとか((

『長い。律』

りょーかいしたっス！！」

その後も律歌に続くように他の女子も話しかけてたけど、覚えられないってギブアップしてた

可愛いなぁ…………でもAには可愛いよりもカッコイイの方が似合うって感じがする………

そんなAを独占してるなんて、国見くんずるいなぁ……………

渡したく、ないなぁ………………

律「す、鈴香ｻｰﾝ………？お顔大変なことになってるっスよー…………？」(ﾎﾞｿｯ

鈴「えーっと……………あぁ、律((

「それ、A以外に言われるのあんまり好きじゃないんでやめてもらえます？」

なによ、あなたも同類なのね………」

律「あなたもってことは…………そういうことっスか。なら話は早いっスね

とりあえず他の女子をAに近づけさせないために協力しないっスか？」

鈴「………………乗った」

そんなこんなで私達の関係は始まった