【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】

Princess 39 ページ45

貴女side



日「だって試合中も終わったあとも影山と話してただろ？そうなのかと思ってた


影山に聞いてもハッキリしねーし、これは当たりだと思ったんだけど………ひっ、怖」





『日向？勘違いにも程があるだろ。マネと選手が会話することなんか当たり前だ』





日「お前敬語の時とキャラ変わりすぎじゃね？」





『あのさ、さっきの速攻みたいなやつ。アレって影山がアンタに合わせてんだよな？』





日「あ？あぁ、そうだぞ！


まぁ、俺が下手くそだからなんだけどな……」





『”独裁の王様”と”よくできる召使い”ってところか。どうだ？影山は』





日「……王様、とかよくわかんないけど。別にプレーは普通だぞ？普段はほんっっっと腹立つやつだけど！！」









そうか、影山もちゃんと更生してる

この子のおかげか？



ふむ、久しぶりに話したいな









日「お前さっきから影山のことよく聞くよな


本人に聞けよ、さっきその辺にいたし




影山ーぁ！！！！」





影「んだよ日向、他校でバカでかい声出すんじゃねぇ……………………A」





『……相手の了承とってからやれよ


久しぶりだな、影山』





影「やっぱりお前はこっちに来てたんだな。その様子だとまたマネだろ？あの人はいいのか？」





『それ、お前が言うのか？


残念ながら純粋無垢でか弱い私は死んだんだ

復讐するために来たんだよ』





影「………手伝うか？」





『お前に何が……………いや、あるな。



………私の元に帰ってきなさい、”飛雄”』





影「……………その呼び方、久しぶりだな。俺を信用したか？」





『別に。そう言えば絶対手伝ってくれるだろ？』





影「もちろん。……お前にそう呼ばれた時だけ、あの人の使命を全う出来ねぇんだよな」





『あの人より私は支配力強いと思うからな』





日「ど、どういう事だ………？」









やば、日向いたの忘れてた


予想通り影山はこちら側に引き込めた




これなら、”魔法”をかけたアイツだって




どうせなら彼にも協力してもらおう


お人好しっぽいし









『ねぇ、手伝ってくれない？









そこの影にいるあなたも』





？？「………ッ！！」





日「え？菅原先輩！？」





菅「………まさか、バレるとは




俺は菅原孝支、3年、セッターだ



御用は何かな、お姫様？」






『まぁノリが良いこと。ま、私は”お姫様”なんて可愛いものになるつもりはないですが』

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