【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ42)

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Princess 37 ページ42

貴女side

そうして仲間を手に入れた私はまた寝たフリをしながらみんなを見ていた

……………やっぱり

勇が姫乃宮側についてから合わない

少しギクシャクしてる

及川さんのパスに勇が届いてなかったり

囮がうまく作動してない

いいんですか姫乃宮センパイ？

あなたのせいで部活がぐちゃぐちゃですよ？

そんなこともお構い無しに応援できるなんて想像以上に頭の中お花畑でしたね

･

･

そして、来た。黒い集団が

そして面白いことをひとつ言おう

及川さんが午前練で足ひねった

影山が来るから……つーか自分で呼んでたからかっこいいところ見せたろー的なあれでしょ

おかげでスターティングメンバーが変わってセッターが矢巾さんになった

うわぁカチコチじゃん

「A、矢巾と金田一と一緒に烏野を迎えに行ってくれ」

『私いる意味ないですよね』

「マネに水道の場所教えるんだよ」

『なるほど』

てなわけでカチコチ矢巾さんと頭おかしい金田一を連れていきますか

うわー空気重い

『あ、烏野のマネさん私が案内します。来てください』

矢「じゃあ皆さんはこっちで」

あ、影山と勇がなんか話してる

影「お前まだあの女についてるのかよ」

金「今は、違う」

影「……は？どういう………

金「とりあえずこちらでアップしておいて下さい」

…………」

なんであそこで戦争してんだか

いや、この人綺麗だな

？「名前聞いてもいいですか？」

『あ、東雲Aです。1年です』

清「私は清水潔子。3年。よろしくね」

『あ、はい。よろしくお願いします』

うわ、助けて

無理

会話ができない人だから無理

仕事早く終わらせて逃げ……

清「……ねぇ、もう一人のマネさんは？」

られないか

『お気になさらず。ウチの問題なので』

清「そう………でも何かあったら相談してね。これも何かの縁だし、連絡先交換しない？」

『いいですよ。……スマホ………後ででいいですか？バックにしまったままみたいで』

もちろん、と笑う清水さんはめちゃくちゃ綺麗で

私みたいなどす黒い考えのやつが隣に並んじゃいけないと心底思ってしまった

………とりあえず、”先輩マネージャー”っていう存在だけでビビってしまう私をどうにかしたい

思った以上にビビりだな、私