Princess 36 ページ41
貴女side
この人が知ってるんじゃないか、と思ったのは直感だった
確かに前、北一がなにかあったっていうのを知ってた
でも確証は得られないから、慎重に探ってた
………まぁ結局わからなくて、強行突破するハメになったけど
さて、いい返事お願いしますよ?
松「協力、って?」
『言葉の通りです。私は姫乃宮に復讐したいんです
……………言葉が綺麗じゃないか。あの人から受けた屈辱を全て返したいんですよ』
松「それに俺が?一体なにをどうやって」
『松川さん、昔のことを知っていたということは北一に誰か知り合いでもいらっしゃったのではないですか?
例えば、バレー部とかに』
松「!?
………………さすがA、だな。敵わねぇ」
『お褒めに預かり光栄です
そして、その人の協力を得て情報収集をして欲しいのですよ』
松「でもなんで俺だ?見たところ花もそっちだしあの二人もだろ?それに及川たちもいるんじゃねぇの?」
『花巻さんは別の仕事をお願いするので。それに英も勇も違う情報をお願いしてます。それから及川さんたちは完全にこちら側、というわけじゃないので』
松「なるほどな」
なんか無駄にしぶるなぁ
私としてはさっさと決めてほしいんだけど……
眠い………真面目に話すの疲れる……
花「お前何をそんなに考えてんの?泣くほど嫌われたくないんだろ?だったら一緒にいれる方がいいだろ
情報だってなければないでいいし、A側に付けば話しやすいし、甘えやすい
何より今必要なのは姫乃宮に対抗する手立てを掴むことと、戦力補充。どっちかクリア出来てれば充分なんだよ」
『貴大、大事なこと全部言ったね。ありがと、疲れてたから助かった』
花「へへっ、どういたしまして〜」
松「!?…………今の、口調は……!?」
『私、信頼できる人の前では下呼び、タメですから』
松「そうか……………
戦力補充…………なぁA、俺もその作戦手伝わせてくれないか」
うーーーんその言い方もまぁ悪かないけど…
ちょっとキツく言った方が言うこと聞くかも
あ、てか松川さんてどちらかと言えば………
『変えましょう
一静、参謀として私の下につきなさい』
松「………………えぇ
喜んでお受け致します。A様………」
さてまた1人
まさかそこまで言うとは思わなかったけど
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4す。 - 北の川には”お姫様”がおりました で北川第一と思ってしまった私は重症 (2022年5月19日 17時) (レス) @page1 id: 1c7bf85d9b (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - セルビアさん» ご質問はこちらのことを待たずに自由に書いてもらって構いませんよ。きちんと答えますので! (2021年2月17日 21時) (レス) id: bc51cbf501 (このIDを非表示/違反報告)
セルビア(プロフ) - 征狐さん» えっと・・・ (2021年2月17日 15時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - セルビアさん» はい!大丈夫ですよー!お気軽に書き込んでください! (2021年2月17日 15時) (レス) id: bc51cbf501 (このIDを非表示/違反報告)
セルビア(プロフ) - 質問いいですか? (2021年2月17日 10時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:征狐 | 作成日時:2017年12月6日 21時