【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ40)

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Princess 35 ページ40

松川side

先生との話が終わったみたいだったからAに近づいた

多分、怒らせたのかなって思って

松「あの、Aごめ((

『誤解を招く様なことしてすみませんでした。怒ったわけじゃないので』

………そっか」

なんか俺避けられてねぇ？

話割って入ってきて、さっさと要件言って終わるし

………そんな嫌われる様なことしたのか俺

そうだったら、すごく嫌だな…………

花「松？どうしたお前……………いやマジでどうしたお前！？なんで泣いてんだ！？」

松「………え

………………ほんとだ」

とりあえず拭くもの！ってタオル持ってきてくれた花

優しいな………………俺とは違って

わかってたじゃん俺

入ってきた時のあの光のない目も

及川も岩泉も必死になって隠す過去も

Aが喋らない理由も

北一で昔何があったのかも

全部全部、知ってた

それなのにあぁ言って

トラウマを思い出させる様なことしたよな

知っててやったって気づいたらA絶対俺のこと嫌いになる

いや、もう嫌ってるよな

花「だ、大丈夫か松」

松「はなぁ〜〜〜〜〜！！！！

俺、Aに嫌われたかもしれない〜〜〜〜！！！！」ｸﾞｽｸﾞｽ

花「っえぇ！？ちょ、マジでどうしたお前！！落ち着けって！！」

やだやだやだ！！！

Aに嫌われたくない！！！

怒ってもいい、叱ってもいい

だけど嫌わないで……………

『…………泣かないでください、松川さん』

松「っえ………A……………？」

『………ここでは目立つので外へ出ましょう。もう許可はとってありますから。さ、花巻さんも』

花「はーいはい………人使い荒いよなぁ」

二人で何話してんだ？

俺のこと？

このあと俺色々言われるのかな

でも、”嫌い”って言って欲しくないな

『さて、そろそろ落ち着きましたか？』

松「ん……まぁ一応」

花「よかったよかった！じゃあ俺は……

『花巻さん？』

………わぁーったよ！！」

『松川さん、あなたは私の過去を知っていますよね？』

花「は！？嘘だろ！？」

松「…………」

『花巻さん、少し静かに

過去はあなたの知っているとおりです。けど、姫乃宮は隠すのがうまかった。だから普通は知らない

でもあなたは知っていた

そこでご相談です

私に協力していただけませんか？』