【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ38)

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Princess 33 ページ38

貴女side

「______！！____ぇ！

A！ねぇ、大丈夫！？」

『！？…………………なんだ英か………』

私を起こすなんてもうそんな時間か

…………？そんなことないな

てか、起こし方いつもと違くない？

国「松川さん、心配してたよ。怒らせたのかなって言ってた」

『あぁ……………後で謝んねーと』

国「ねぇA。昔の夢、見てたでしょ？」

『えっ？』

うなされてたから、と言って辛そうな顔をした

そうだ、私だけ辛かったわけじゃない

二人だって辛かったはず

『………………ごめん』

国「え？何についての謝罪…？

あぁ、今日なかなか見つからなかったんだよ？

ほんとどこにいるのかと思って焦った……」

あ、れ？ここ、水道じゃない…？

どこ？

私がキョロキョロとしていると

国「ここは体育館近くの………なんつーか自由スペースみたいな？

いわゆる中庭みたいなやつ」

『でけぇ木……』

このーきなんのきみたいなでかい木が生えてる…

その下に木に沿って丸く座れるスペースがあって、私はそこに寝ていた

こんなとこあるんだ。昼休みこっち来ようかな………あ、ダメだ往復がだるい

んじゃなくてさ

『こんなとこ知らねー……』

国「え、自分でここに来たんじゃないの？」

『知らない。私水道で寝てた』

国「だから姫乃宮が困惑してたのか」

『どういうこ((

及「国見ちゃん！練習！！

あれ！？Aちゃんこんな所にいたの！？探したよー………」

うるさ………』

姫乃宮が困惑？なんでだろ

まぁとりあえず松川さんには謝らないとだな

及「もう！Aちゃんは寝るならみんなが見てるところにしなさい！！

どんな悪い人がいるかわかんないんだよ！！」

『そんな悪い人が学校にいるか……？』

及「じゃあ国見ちゃんはAちゃん連れてきてね。あとAちゃん、溝口くんと監督が呼んでたよ」

監督達が呼んでるって…………

ついに怒られるんかな

松「あ、A……！」

『あ……あとでお話しましょう

それで、なんの御用でしょうか』

監「いやなに、松川からお前がメンバーを当てたという話を聞いてな」

『……その話ですか』

監「東雲、お前経験もあるよな

よければ学生コーチ、やってみる気ないか」

『……お断りします』