【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ24)

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Princess 21 ページ24

国見side

おかしい。何がおかしいと言われても全部だ

俺の予定だとまだAが動くはずじゃなかったのに

なぜかAにいいように動いてる気がする

なんでだ？

『配り終えました。では。…………ぐぅ』

及「ありがとうって言う時間すら貰えないまま寝た！！！逆にすごい！！」

岩「寝たことに対して褒められるA」

花「俺も3秒で寝たら褒められるかな」

松「落ち着け。お前は怒られるぞ。岩泉に」

及「てか俺未だに疑問に思ってんだけど、Aの着てるこのパーカー何？」

松「え？普通に赤い………普通赤の猫って見ねぇけど、猫のパーカーじゃねー……………ん？この猫頭から血ィ出てねぇか！？」

花「えっ、赤って血の赤かよ！？えぇ……怖ァ」

岩「……………はぁ…………Aのパーカー談義は終わったか？練習再開だ」

3年生も全員Aを見てる

でも1人だけちょっと前と比べて全然違う人がいる

おかしい所なんてないって？

…………。

様子とかじゃなくてもっと根本

精神的に、感覚すらも変えられてしまった男がいる

Aか……

なんでこんなに早くに…………？なにかまずい事でもあったのかな………？

いや、逆か

なにか都合の良い事が起こったのかな。Aに聞きたくてももう寝てるし……

だからってさすがに先輩に突然問い詰めんのもな………

花「なぁ国見、後で話してーことあんだけどいいか？」

国「もちろんです」

まさかそっちから来てくれるとは思いませんでしたよ

花巻先輩

.｡₀:*ﾟ✲ﾟ*:₀｡

花「Aの過去を言え」

国「初っ端から命令ですか。なんというか、さすがですね」

花「Aに喜んでもらいたい、褒めてもらいたいのにAの一番嫌な過去のこと片付けられねーの嫌だからな。だから詳しく話せ」

なるほど、姫乃宮先輩とのこと聞きたいんだな

この人もつくづくバカだ

国「それを終わらせてAに褒めてもらうのは俺なんで。わざわざ敵に塩送るわけないじゃないですか

逆にそっちこそなんかあったんでしょう？話してくださいよ」

花「はっ、嫌だね。情報くれないくせして自分だけ貰おうとか。普通等価交換だろ」

国「本当にAの味方かわかんない人に教える情報なんかありません」

先輩には悪いがこんときの俺の脳内には協力するっていう考えは一切なかった