Queen's game 64 ページ21
黒尾side
ぐるぐると頭の中で考え続けていた。なんでこんなにもあの子に意識が支配されているのかと
あのメガネ君が言っていたお姫様ではないなんて言葉も引っかかっていたせいなのかとも考えたけど…普通に、はじめて見た時から惹かれてたんじゃないかって
そうして惹かれてると、徐々にわかることがあった
初めて話しかけた時の及川君の目つき、青城の奴らのお姫様扱い、やたらと距離の近い烏野
…そして、惹かれている俺の仲間にも
黒「なんで俺のこと見てくれないんだ？なんで俺だけじゃダメなんだ？俺がいれば満足だろ？」
『質問攻めやめて、別にそんなつもりないし黒尾さんに頼る予定は特にないっていうか…』
黒「は？なんでだ？俺が他校の先輩だからか？なら夜久は、烏野は？意味が分からない、俺を拒否する理由がわからないんだけど」
『しいて言うならそういうところ。私にとってなににでもないくせに、嫉妬ばかり。…もういいだろう、戯言に付き合う気はないから。………徹！私はここだ！！』
不意に大きな声を出されて驚いた瞬間、突き飛ばされた
力は弱かったけれど、油断していた俺にとっては十分。あの子を開放してしまった上にドアまで開けさせてしまった
ドアを開けた先に立っていたのは名前を呼ばれた彼。…従順に従い続ける及川君
……まるでキタナイものでも見るかのような目つきで見下ろしてきやがって
『私、必要な子だけ懐に入れるタイプなんで。…黒尾さんも、と思ったけど扱いにくい子はあんまり好きじゃないんです。…どうしようもなさそうなら貴方とはこれで終わりですね』
及「…キミ、ほんとは最初から好きだったくせに目をそらし続けたから暴走してるの意味わかんない。最初から最後まで嫌な奴だね、キミ」
黒「……どうしようもないなら、ね。…あーあ、ほんとは俺のものにって思ってたけど無理そうだな。そうだろ？お姫様？」
及「お前、失礼だな。この方は女王様だ、姫なんて軽々しい立場で呼ぶな」
『徹はさぁ〜……本当にそういうところなんだって…』
……あぁ妬ましい、目の前で俺のものに触れて会話するな
*********
本当に本当にクロにはいろいろな意味で私の趣味の犠牲になっていますごめん。久しぶりの更新がこれでいいのか
本当は普通のヤンデレ気味な子にするつもりだったんです、気づいたらキレヤンデレになっていて…！！私にヤンデレの才がなさすぎる
さすがにそろそろ夢崎ちゃんを成敗します、ふぁいやー
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モモ - あの、誰かと結ばれるifルートって無理ですかね？あと、夢崎ちゃんはどうなったのか、伏線張ってるなら、そちらの解説お願いしてもよろしいでしょうか。図々しくすみませんm(__)m (2023年4月23日 21時) (
レス) @page42 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 完結、おめでとうございます！私は全然古参じゃないんですけど、6年もやってるのはすごいと思います！もう語彙力が銀河の果てに行って太陽に燃やされて消滅しました。6年間も更新お疲れさまでした！！ (2023年4月21日 22時) (レス) @page46 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
美葵 - 完結おめでとうございます！もしよかったら、番外編を書いてくれないでしょうか？ (2023年4月19日 15時) (レス) id: 1084734db6 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - おーまいがー、、、完結おめでとうございます！！！あまりの凄さに思わず語彙力を落としてしまいました！元から無かったけど！とても面白かったです！！！ (2023年4月19日 14時) (レス) @page46 id: 8f947000bf (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - 虚さん» そちら誤字でした。ご指摘ありがとうございます。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page40 id: 884f1b32a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：征狐 | 作成日時：2021年8月31日 1時
