【ハイキュー】お姫様になりたい？必要ないのにね【青葉城西】

Queen's game 17 ページ20

花巻side


すぐ真横で及川が国見に往復ビンタされてるけど、まぁ見ないことにして




花「にしても、どーして音駒がシロだと思ったんだ？どっちの学校もつるんでるとこ見てねーけど？」



『勘』



花「…Aがそんな動物的感覚で動いてたらびっくりするっつーの。それで？」



『……音駒の方が馬鹿そうなの多いのに、誰もボロを出さないから』



松「急にdisりおる……なんでそうなった？」



『私が計画を話したくない人種多いから』




そんなにもA的に嫌な奴ばっかだったのか？頭が良さそう……特にプリンのやつとか、いないことはないと思うけど……まぁ烏野みたいなうるささのやつは一定数いるもんな…

確かにその点梟谷は主将の木兎だけがうるさくしているイメージだ。なるほど、確かにAらしくもないけど少し直感かもしれない




及「うぅ……酷いよ岩ちゃん……本気だったじゃん…」



岩「こんな機会じゃなきゃ殴れねぇなと」



『あ』



国「どうしたの、A。なんかあった！？」



『いや……そんな大事じゃねぇよ』




うぅ、気になる……でもAが必要ないって思った事に口出すのは…ダメだよな

あとは…俺たちがどう動いたらいいか、を聞かなきゃな…




及「…あの、A。……俺たちは、どう動いたらいいでしょうか？」



『いい質問。…ひとまずは…徹は威嚇したから、警戒派。あとはほとんど中立でいいが…』



岩「Aに少し反感を持ってるやつ…が必要か？」



『うん。けどあんまりハデにやると夢崎が気づく。残念だけどここじゃ多分あいつの方が有利だ』



花「…相手のフィールドに入っちまったっつーことか…」



岩「ん、じゃあそれ俺がやる。溺愛の主将と厳しい副主将なら様になるだろ。それにAを連れてきたのも怠慢してるマネを連れてきたってなれば辻褄もあう。どうだ？」



『お〜……今言おうとしてたこと全部言われた。うん、納得してんなら頼む』




くそ……幼なじみ組大活躍かよ。とはいえ、ここは阿吽の呼吸の2人に任せた方がいい気もするから……文句言えねぇ

そしたら…俺は違う方向から攻めて見ようかねぇ




花「なーなー、俺夢崎と話してもいい？」



『なんで？』



花「大丈夫だって。普通の先輩っぽい話するだけ。ボロも出さないし強くも聞かない。交友関係だけ聞くんだよ」



松「じゃあ俺は烏野と絡んどこうかなぁ。意思の疎通は大事っしょ」



『…考えてんなら止めねぇよ。好きにやりな』

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