【ハイキュー】清水先輩、お呼びですよ【烏野】

木「13話ー」『お前マジ普通だな』 ページ15

話は随分と遡る


まぁ、今朝なんだが




西谷side



ふと俺は思った



”Aからいちごみるくを取り上げたらどうなるのか”



学校でもクールビューティとして有名なAだ


表情筋が動くことはまずない




だが大好きないちごみるくをとられたらどうだ？


…………面白いかもしれない









西「おい、ちょっといいか」





田「どうしたんだよノヤっさん。いちごみるく買わないで済んだから自慢かよ」





西「その事について面白いのを思いついたんだよ」









とりあえず相談してみた


縁下とかが何を言うかわかんないけど









縁「そうだな…………ウチの自販機は体育館前と裏庭だけ


けどいちごみるくがあるのは裏庭のみ………

確か1つ分しか無いはずだから、おおよそ20本ぐらい…………」





成「縁下ー？どうした、遠く行ってるぞ」





縁「あぁ、確か自販機は一種類につき20本ぐらい入るってのを聞いたことがあってな


なら俺らで買って残り約15本


さて、どうする？」





西「まず俺は縁下の本気度の高さにビビってる


うーん、部員に掛け合ってみるか」









縁下が部員に掛け合ってくれたところ、おっけーとのこと


みんな実は気になっていたらしい









澤「さて、これで13本か……………残りはどうするつもりだ？西谷」





西「俺のクラスのやつに話してみます。Aにバレないように」









どの道Aがいちごみるくを買いに行くのは昼休みと決まっている


それまでに買い切ればいいのだ



とりあえずAのいるグループのやつに話してみるか









西「ってわけなんだけど」





「え〜〜〜なにそれ〜〜〜！！

そんなのウチらも参加するしかないっしょ！」





「Aっちにドッキリってことっしょ？めちゃくちゃおもしろそーじゃん」





「しかもいちごみるく1本買うだけとかめっちゃ安いドッキリだな」





「んじゃ西谷、ウチらも昼休みまでに買っとくわ〜」





「なになに？なんの騒ぎ？」









クラスの奴らがみんな集まってきた


Aはまだ先生の手伝いか



今のうちに話してしまおう









西「ってわけだから協力してくれ！見たいだろみんな！


買ったいちごみるく飲んでいいから！」





「｢おっけー｣」









元からノリがいいとは思っていたがここまでとは思ってなかった




そんなわけで


”Aからいちごみるくを取り上げてみよう作戦”は始まった

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