囚われ10% ページ11
TH「やー、ジミナー!!
抜け駆けは良くないぞー！」
突然、勢いよくドアを開けて入ってきたテヒョンさん。
ジミンさんはそれに気づくと、私の頬からぱっと手を離した。
そしてテヒョンさんの後ろから、他のメンバーの方たちも続々と入ってきた。
正直、ジミンさんと二人っきりでいたくなかったから、ホッと一安心した。
だけど、安心している暇なんてない。
『ここから、出してくださ、いっ』
私の声は少し震えていた。
これからなにをされるのか、心の中は不安と恐怖でいっぱいだった。
皆さんのことを見るのも怖くて、顔を俯かせた。
JM「あのね、A。
俺たち、Aのこと初めて会ったときから、ずぅーと好きだったんだよ？」
TH「やっと手に入れたのに、手放すなんてバカな真似するわけないじゃん」
私は俯かせていた顔をゆっくりとあげた。
この人たちは、なにを言っているのだろう？
今やっていることは、どう考えても"監禁"だ。
それに、私も彼らもアイドルだ。
私が行方不明になったら、騒ぎになるに決まっている。
なのに、どうしてそんな平然としているのだろう。
JN「あ、でも安心してね？
Aを躾て、俺たちから離れられなくなったら、解放してあげる」
JK「ほんとは永遠に閉じ込めたかったんですけど、それじゃバレちゃうかもしれないので。」
RM「Aのマネージャーさんには、ちゃんと"休養"するって伝えといたから、騒ぎになることはないよ？」
JH「許可も下りたし、最低でも半年は休めるよー」
ホソクさんはそう言うと、私のスマホを地面に落とし、「これ、もういらないね」と言い、足で躊躇もなく潰した。
案の定、私のスマホは画面が割れ、原型を留めていなかった。
私に逃げ道は、ない。
そう思わされるほど、この人たちの思い通りにことが進められている。
SG「あー、あんまムダな抵抗はすんなよ。
例えば、逃げる…とかね？」
TH「もしそんなことしたら、お仕置きだからね」
皆さんの言葉は決して冗談ではなく、本気で、今はただ従うしかなかった。
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namaminn - 更新頑張ってください！！ (2017年9月16日 17時) (
レス) id: dfd869119c (このIDを非表示/違反報告)
army - 更新頑張ってください、ファイティン！ (2017年8月28日 6時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)
馬。 - ゆっくりで大丈夫ですよ！楽しみにしてますね！ (2017年8月7日 13時) (レス) id: 1869764028 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 馬。さん» 2回もコメントありがとうございます。昨日の夜、また更新しようと思ったのですが、誤ってデータを消してしまい、今必死に書いております( 笑 )もう少しお待ちくださいませ。 (2017年8月7日 0時) (レス) id: c0f1ebd5ab (このIDを非表示/違反報告)
馬。 - 今後楽しみです！更新頑張ってください！ (2017年8月6日 23時) (レス) id: 1869764028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2017年8月5日 16時
