無口少年は鬼の世界へ【鬼滅の刃】

無口が4人 ページ8

またあのおカッパの幼い子がきて話し始めた。





玉鋼を選ぶらしい。
能力上色々な武器を持ってはいるが玉鋼から選ぶだなんてしたことがない。





ワクワクしながら見に行こうとすると







｢｢お館様がお呼びです｣｣








｢!?｣







お館様?



お館様って…偉い人のことをいうんだろ?








｢…俺は、、なにかしてしまったか?｣







女の子は笑みを浮かべたままパンパンと手を2回叩く。すると黒子みたいな人が出てきた。
え、怖いんだけど…
よく見ると縄と布を持っていてあ、これ縛られるな、と直感で感じた。





｢ちょ、ちょっと待って欲しい…。頬、叩かれたのか、?｣




声をかけられた時から気になっていたんだ。
可愛らしい顔とは似合わず腫れた頬。誰にやられたのかは知らないけど酷いものだ。





無言でポケットから湿布を取りだしペタリと頬にはってやる。仕事上俺もよく怪我をするし周りをも怪我をするので最低限のものは四次元ポケットに入れておくようにしている。





｢…ごめん、これくらいしかできなくて｣






｢……｣







無言…。



女の子は笑みを浮かべたまま黒子を見る。
早く行けと急かしているようだった。







｢…し、失礼します！！！｣







あっという間に目隠しと耳栓をされ手足を縛られる。間もなくして浮遊感が襲ってきてもう大変。俺乗り物苦手なんだよなぁ








それから暫く運ばれた。
体感３時間くらい?






目的地に着いたらしくドスッと地面に落とされる。痛い。この黒子、容赦がない。






｢ってぇ、｣






｢目隠し取るぞー｣





展開がはやい。早すぎる。
バッと目隠しが取られるが数時間ぶりの光に眩しくて目を瞑ってしまう。






｢…｣









｢…｣








｢…｣








｢早く目ぇ開けろよ!?柱の前だぞ！！｣







｢…悪い、弱いんだ。｣








暗い所からの光ドーンって言うのが苦手すぎて申し訳ないけどもう少し目を瞑っていたい。







｢おら、目ぇ開けろ！おい、おい、失礼だろうが！！｣








煩いな。
苦手だって言ってるのに。
渋々と薄目を開ける。







｢よもや！これは驚いた！綺麗な瞳をしているな！！｣








｢綺麗であろうが何だろうがこんな面妖な奴は生かしておけない。そもそも何故柱合会議にこの様な者がいるんだ。｣








｢まあ今回の議題はこいつで間違いねぇだろうな…｣









｢緊急柱合会議ですからね｣









なんだこの個性の塊は

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