悪魔に恋されて

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グレイ「リゼル様…大丈夫ですか？」

リゼル「……あぁ。すまない…」

グレイ「…最近ずっとお体が優れていない様ですが……少し休まれてはどうですか？」

そう言われてリゼルは少し苦しそうな顔をしながら近くの高級そうな椅子に座った

リゼル「……なぁ、お前は…確か…………グレイ…だったか？」

グレイ「えっ…あぁ、はい、グレイでございます」

意外な事を聞かれたのにびっくりしたのかグレイさんは少し戸惑いながら返事をした

リゼル「……お前に頼みがある」

グレイ「はい、何でもお申し付けください」

リゼルはとても神妙な顔だった

リゼル「………人間の女の子の人形を創って欲しい」

人形…？

グレイ「……等身大で構いませんか？」

リゼル「あぁ…今すぐ創って貰いたい」

グレイ「かしこまりました」

グレイさんは一礼をしてから部屋を出た

すると、場面は人形の女の子を作っているグレイさんへと変わった

グレイ「…しかしリゼル様はこんな物を創って何をしようと考えているのだろうか……」

そう言いながら創っている人形へと近づいて見てみると……

これって……どこかで見覚えがあるけど……

まさかね……

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