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ユキと走っていたらいつの間にか
大森林の様な場所にまで来ていた
かなり長時間を走っているせいか
私は息が上がりつつあった
でもユキは一切疲れている様には見えない
『………はぁ…はぁ…ご…ごめん、ユキ……少し休ませて……』
そう言うとユキはハッとした顔になり、
ごめん……気付かなくて
とだけ言って近くの木蔭の切り株に座らせてくれた
『……これからどうしよう』
ゆっくり深呼吸をしながらユキに問いかける
長い時間ユキは黙っていて、言葉を選んでいる様だった
ユキ「……多分、あの魔王みたいな人が生きている限り………Aちゃんは……追われ続けると思う」
自分の考えを言ってくれたみたいだった
『………私達の住んでいた街に帰りたい』
帰りたいけど……
どうしたら戻れるのかが解らなかった
それはユキだって同じ様で
二人で考えていた時だった
??「………!A様!」
どこかで聞き覚えのある声だった
ユキはまた私の手を握り、逃げようとしたけれど
私はその手をほどいて声の主のもとへと向かう
ユキ「……そいつはダメ!Aちゃん……!」
……貴方は
『……グレイ』
彼はきっとリゼルの命令でここまで追って来たのかな…
でも、その考えはすぐに消えた
グレイ「…A様、僕は………貴方に伝えなければならない事があります」
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唯理 - プロローグからいっきに読みました! 面白かったです!更新頑張ってください! (2019年6月5日 22時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - marryさん» 返信がかなり遅れてしまい申し訳ありません。少しではありますがお話を更新しました。これからもゆっくりではありますが少しずつ連載していきます。 (2019年6月3日 0時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
marry(プロフ) - つづきが気になります!! (2019年5月7日 4時) (レス) id: 3c6871176a (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - わたあめさん» ありがとうございます。ヤンデレ良いですよね!一番だと言って頂けて凄く嬉しいです。 (2018年9月16日 23時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 初コメ失礼します! 悪魔のヤンデレ感 ヤバイですね! この小説を読んでヤンデレ好きになりました!しかも、他の小説と比べたんですけど、この小説が一番 最っ高です! 更新楽しみに待ってます! (2018年9月16日 9時) (レス) id: 00825b5b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカリン | 作成日時:2018年1月28日 22時