俺の彼女にしたい３

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『な、なんで……こんな事を…』

匠「俺はずっとずっと君を愛している……ねぇ、今からでも遅くはないよ？あいつなんかポイッして俺に心も身も全部頂戴よ？ここで乗り換えてくれるなら怒らないからさ？」

……嫌だ

匠「……え？」

『私は淳を愛しているから……ごめんなさ……っ！』

腕からキリキリと音が聞こえる

匠「そんなの口で言われなくても……知ってるんだよ…心が完全にあいつに囚われている事くらい……可笑しいよなぁ…？Aは皆のものなのに独り占めするアイツら……邪魔だと思わない？」

そう言えって言って欲しいというのを力で表している気がする

『ごめんなさい……もう…帰ります』

逃げようと思った

でも、

匠「ねぇ、どうすれば俺だけを見てくれるの？今アイツの事考えているから助けを求めたいんだろ？当たり？」

力が強くて振りほどけないのと

怖さで冷静に考える事があまり出来ない…

『そ、それは……』

匠「当たりなんだー…じゃあ、俺、頑張るから……見ててね？もう俺を見ないとかはやめてね？」

腕の力は緩んでドアが開けられた

今だ！と思って抜け出そうとしたけど

匠「ダーメ、逃げたらあいつらの事見てしまうから」

反論しようとした時には

ドアには鍵がかかってしまった

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