悪魔？いや、人間と悪魔のハーフです。【魔d!】 (ページ13)

今日:9 hit、昨日:8 hit、合計:8,147 hit

3話「求ム使い魔！」ページ13

sha「おーい。急げ
大先生！A！
遅刻したらアカンぞ‼︎」

『待ってよ…シャオちゃん！』

ut「待って…シャオちゃん…」

早いよぉー…

sha「なんたって今日は大事な…
使い魔召喚の日なんやからな‼︎」

使い魔召喚の儀とは
新入生の間で行われる最初の
伝統行事である
しかも呼び出した使い魔の質は…
魔界における階級を表す
「位階」の決定に大きく関与するのである！

sha「悪魔にとって位階は重要や！
低位階な悪魔は生徒会どころか
一般の生徒すら見向きもされへんだから…
俺も一発スゲェ使い魔を召喚して
ドカンと一気に高位階に…ぶべっ⁉︎」

そういってる途中で誰かの背中にぶつかった
それはとっても高くて…高くて…ふぇ(恐怖)

ut「こっ…コイツは魔獣デビルポーク⁉︎」

sha「でけぇ…‼︎誰だこんな
スゲェ使い魔を召喚した奴はー⁉︎」

でも手元を見ると本を持っていた…ってことは？

ut「…⁉︎なんやこの使い魔
本読んどるぞ…⁉︎」

『鬱君あれ使い魔じゃないんじゃない？』

？「誰が使い魔やねん
悪魔や悪魔‼︎悪魔学校の生徒‼︎
道ふさいで悪かったな…
緊張して周りがよう見えてとらんかったわ
は〜〜どんな悪魔がきてくれるんやろなぁ
お互い良いパートナーに出会えるとええな」

『そうだね』ﾆｶｯ

？「⁉︎そっそやな//…じゃっまた後で」

sha「悪魔にも色んなタイプがおるねんな…」

『そうだね…』

そう言っていると注目！と声がした
声がした方を見てみると
先生が立っていた

モ「本日の召喚の儀監督官を務める
モラクス・モモノキです。よろしく」

ut「美しい…」

sha「あれ？使い魔召喚の担当って確か…
カルエゴ…って先生だって聞いてたけど」

確かになんか言ってたね

モ「私は代理よ。カルエゴ先生は
前のグループでの監督中に
トラブルがあり、現在療養中で…
(ああっ…‼︎思い出しただけで悶える…ｯ‼︎)」

なんか個性が強そうな先生だなぁ…
すると私たちの隣で話し声が聞こえた

モブ「例の特待生…イルマの噂」

モブ「あいつ何でもカルエゴ先生を
使い魔にしちまったらしいぞ…」

「「『⁉︎』」」

sha「イルマ…‼︎」

ut「ということは…つまり…‼︎
僕にもモモノキ先生を使役出来る可能性がーー⁉︎」

そう思い鬱君はダッシュで使い魔召喚の儀をしにいった
ブレないなぁ鬱君は…
そう思っていると時間が過ぎていたのか
私の番が来た

モ「次Aさんよ」

『あっはい！』