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会った時から変な奴だなーなんて思ってたけど、そんなこと口走る奴だったのかって。
でもそん時は本当に死んでもらいたかったから素直に殺したいって言った。
そしたらまた優太が
「じゃあ良い作戦教えてあげる」って言ってきて。
それからずっと話して別れた。
まぁそこまでが優太との出会いかな」
聞き入ってた優太。
平野はもう開き直ったようで「続き、聞く？」なんて陽気な事を言ってきた。
「うん。お願い」
そこまで言ったら優太も先が気になる。
「んじゃ話すね？と、言っても少しなんだけど…」
と、平野は残り少しの話を話し始めた。
「んで、作戦会議はその一回だけ。
優太の名前は聞いたけど、俺は名乗るの忘れてた。
作戦は最初から最後まで完璧だった。
本当に中一なのかって思うくらいな。
で、俺はその作戦を実行した。
母さんは少し複雑な気持ちだったみたいだけど俺は後悔しなかった。
もちろん今でも。
まぁ、それから犯人がバレないで三週間くらい経った時かな。
警察が訪ねてきて俺が犯人だって言ったんだ。
母さんは驚いてたけど、どうせ捕まると思ってた俺は案外すんなり罪を認めた。
そっからはー、少年刑務所に行って償った。
懲役わずか4年、母さん達は意外に大きな家系だったらしく、手を回してくれたみたい。
そんでもって刑務所を出たのは今年の一月。
そっから俺は高校行きたいって母さんに頼んで猛勉強。
見事この学校に合格。
晴れてここにいるわけ。」
壮大だった平野の話。
やっと話の整理がついた優太は一度冷静になる。
「俺は、君を犯罪者に仕立て上げたの？」
恐る恐る聞く優太。
自分がしてしまった事に少なからずも疑惑があるようだ。
「いや、優太が居ても居なくても俺は父親を殺してた。」
さも当然のように答える平野。
どうやら平野は遅かれ早かれ本気で父親を殺すつもりだったらしい。
「そっか。」
優太はそう答えるも、昔自分が起こしてしまった事に覚えていない自分がその言葉にしっかり責任を取れるか不安だった。
今でもしっかりと思い出せていないのに…
自分が何を考えていたかなんて4年も前の事なんてわかるはずもなかった。
「ここまでだよ。しっかり話した。」
平野は冷静に話を戻す。
____________
はい！一旦ここまでです！
たくさんのコメントありがとうございました。
またコメントがあったら続編希望のコメントお願いします。
なんか隠してる系のお話はキラキラ系が演じてるのが好きです。→←パフェの続きひらきし(いじめられっ子)
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りー - 面白くて毎日更新楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2019年6月22日 16時) (
レス) id: 764e06a67a (このIDを非表示/違反報告)
ルマンド - ありがとうございます！マイペースな更新でこれからも行くと思いますが、気長にお待ちください (2019年6月22日 8時) (レス) id: a5752f629c (このIDを非表示/違反報告)
和 - コメント失礼します(^^)とても面白いくて、毎日更新を楽しみに待ってます！ルマンドさんのペースでいいのでこれからも頑張ってください！応援しています。 (2019年6月17日 22時) (レス) id: 85e536ac8a (このIDを非表示/違反報告)
kamisigehappy(プロフ) - 優斗くんの首輪のお話が大好きです！更新頑張って下さい(*^^*) (2019年6月17日 18時) (レス) id: 9686ba021a (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。頑張ってください (2019年6月16日 23時) (レス) id: a0fdba5ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルマンド | 作成日時：2019年2月25日 19時
