生徒会は大忙しです！ (ページ2)

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親睦会はじめますページ2

6人共それぞれにファンクラブがあるのでは…？と疑ってしまうような人気っぷりで、(末澤先輩のファンクラブはあるらしい)当然そんな中に入っている私への女子からの視線は温かいものなはずもなく。

今日も今日とて視線から逃げるようにしてお弁当を持って生徒会室へ。

無駄に高級感のある木製のドアは観音開きになっていてカギは生徒会メンバーと先生だけが持つカードタイプのもの。

カードをかざすと施錠が外れた音が鳴り扉を押して中に入る。

初めて見たときはびっくりしたこの鍵も今ではすっかり慣れてしまっている。

定位置である椅子に座りながらスマホ片手にご飯を食べていたら

「あれ？Aちゃんやん、ひとり？」

入ってきたのは正門先輩。
もしかしてわたしここ邪魔かな。

『あ、お疲れ様です、すみませんすぐ出ます』

「ええよええよ、ゆっくり食べ？俺の方が後に来たんやし」

『でも…』

「…じゃあ一緒に食べてくれへん？一人って寂しいやんか」

なんて言いながら隣に座った正門先輩。

「俺今日いつも一緒に食べとる友達がずる休みしてさ、お昼ひとりやってん。教室でひとりでご飯って寂しいやん？やからここ来たら誰かおらんかなー思って来てみたんやけど、正解やったわ」