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「 非術師を 皆殺しにすればいいじゃないですか 」


「…夏油君、それは アリ だ。」


俺がどう足掻いたって九十九由基は夏油に接触することがわかった。


梅雨「また、戻るか?」

『…ううん、もういいよ。
傑は、一度ここを離れてもらうことにするよ』

心配そうに見つめる九尾の梅雨の顎を撫でる。
老体の体を荒く扱ってはバチが当たる。
だが梅雨は俺と共に歩むと決めた際、自由に使っていいと言ってくれた。

それでも俺は手荒く扱うなんてことしたくなかった。

『…灰原君、護衛対象も救った。
それでも、傑はあの村で事件を起こす』

梅雨「そうだね」

『だったら、あの村全員救えばいい。
で、百鬼夜行を行う日に、救い出せばいい。』

梅雨「…長い道のりだね。
また失敗したら何年分戻るのかな?」

『…そうだね、だからこれが
最後の逆行だね』

梅雨「…私の体のことは!」

『それでも、俺はあなたとこれから先長く一緒にいたい』

梅雨「…A、」

『だから、何があっても俺はこの逆行で終わらせる』

傑、俺はお前に10年もの時を与えた。
お前を守るためにだ。

何があっても、俺はお前の味方だし、お前を助ける。
離反しても、最後は俺たちのそばに居させてやるからな。

だから、今は少し苦しんでくれ。

そしたら、俺が全部助けてやるから。

『傑ー?どこ行ったの?』


夏油「すみません、Aとこれから部屋で…」

九十九「足止めして悪かったね。
あ、そうだ。天元様は安定してるよ」

夏油「…そうですか、」

九十九「あの少女は混ざり物になってしまったからね、また違う子を捧げないと。」

夏油「……では、」

きょよきょろと、あたり見渡しながら自動販売機の近くを通ろうとしたその時、目の前に夏油が現れた。

『あは、みっけ!』

夏油「お待たせ。部屋いこっか」

『今日は俺が勝つからなー!』

夏油「そう言って負けるのはどこのだれかな?」

笑う傑の顔を見て、少し心が痛んだ。
この顔も、本気で笑ってなかったのか。と、


「 心の底から笑えなかった 」

あれ言われたの、結構傷ついた。なーんて、本人には黙っておく。

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作者名:キミ | 作成日時:2023年9月30日 14時

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