帰り道 ページ14
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"学校近くのコンビニで待ってます"
そう那須さんに連絡を入れて歩き出す。
これからどうしようかなぁ那須さんは別にいいって言ってたけどほんとにいつまでもいる訳にはいかないし、部屋借りるにもお金ないからバイト増やすしか…
那「おまたせ、行こうか」
那須さんの後ろについて歩き始める。那須さんともなんとも言えない距離感だからこそ移動中は静か、気まづい…もう今日気まづいしかないじゃん
そんな彼は私の心が読めるのだろうか
那「あー、芹沢さんはさ、好きな食べ物何？」
『え、好きな食べ物？、、カレーは好き』
那「意外と子供っぽいとこあるんだね笑」
『な、折角人が真面目に答えたのに！』
唐突に会話が始まったかと思えば「ごめんごめん笑」と無邪気に笑いながら話す那須さん。そういう那須さんの方が私には子供っぽく見える
・
『ん、あれこっちだったっけ？那須さん？』
目の前に見えてきたのは大きな家具屋さん
那「んー？」
『いやんー？じゃなくって！』
那「だってこれから生活するのに色々買い足したいものあるでしょ？」
『え、それってこれからも私住む設定で…』
那「え、うん。そうだけど…あ、別にお金とかいらないからね」
『そしたら私ただのヒモみたいな…嫌ですよ』
那「芹沢さんに断る権力ありませんから行きますよ。」
これで分かった。この人は頑固だ…
家具屋さんで布団や食器など一通り購入し、あと日用品とか身の回りの物用に、とお金まで渡されてしまった。
那「ねぇ、タダで住むのに罪悪感あるならさ、俺の頼み聞いてくんない？」
『え？んーまぁ私にできることなら…』
「まず1つ！毎日美味しいご飯作って欲しい。」
『ご飯？』
那「うん、俺勉強とかしてるとあんまり食べないこと多くてさ、いつも軽く済ませちゃうの。だから、作って欲しい。ね？」
『わ、かりました。』
私の料理スキルで大丈夫なのかと不安が過ぎるも何もしないよりはマシ、と言い聞かせた。
・
那須さんに言われ作ったご飯もめっちゃ美味しい！と褒めてくれた。そんな笑顔で言われたら沢山作りたくなる…那須さんは人の意欲を掻き立てる天才だな、笑
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ミルクプリン(プロフ) - なしゅほくさん» わー返信遅くなってしまってごめんなさい汗無事再開できました！待っていて下さりありがとうございます！！ (2023年3月2日 23時) (
レス) id: ab9e042752 (このIDを非表示/違反報告)
なしゅほく - 受験頑張ってください！待ってます！ (2023年1月16日 23時) (レス) @page22 id: ff1b4750a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクプリン(プロフ) - なしゅほくさん» ありがとうございます！嬉しい限りです。 (2022年11月8日 14時) (レス) id: ab9e042752 (このIDを非表示/違反報告)
なしゅほく - いつも読ませていただいています！ (2022年11月6日 20時) (レス) @page8 id: ff1b4750a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクプリン | 作成日時：2022年10月30日 11時
