恋愛計数+８：美人な違和感 ページ9
ー貴方sideー
ーグレイスヒルの中には
洋服屋からペットショップまで
いろいろなお店が建ち並んでいた。ー
貴方)ん？……あれは…。
ーふと、細い廊下が有るのが目に入った。ー
貴方)トイレかな…？
それとも従業員専用？
ー何はともあれ興味が沸いてきたので
入ってみる事にした。ー
貴方)ふふっ……。なんか本当に探検みたい♪
ー細い廊下を進んでいくと曲がり角を発見。
何の戸惑いもなく曲がり角を曲がると……。ー
ー[ドンッ！]ー
貴方)ぅわっ！
ー誰かにぶつかった。ー
？)あぁ……大丈夫かい？
ー本来なら後ろに転ぶはずだった僕の体を
その誰かが背中に手を回し支えてくれた。ー
貴方)は…はい。ごめんなさ…。
ー謝りながら顔を上げる。
途端に僕は言葉を失った。ー
？)すまなかったね。(ﾆｺｯ
ー輝く白銀の髪に端整な顔立ち。
男性なのにこの人に合う言葉はひとつ。ー
貴方)………美人さん……///。
？)え…？
ー体を支えられていた為に
驚くほどの至近距離に胸が高鳴る。ー
貴方)あ、いえ。ごめんなさい。
まさか人がいるとは思ってなくて…。
？)ふふっ…。僕も驚いたよ。
ーそう言いながらその人は
僕をそっと離してくれた。ー
？)君は何故ここに？
貴方)あ……ぇと…ちょっと探検をしてまして…。
ーなんか子供っぽい自分が
恥ずかしくなってきた……。ー
？)そう、探検……。
貴方)あなたはなんでこんな所に？
ーするとその人は意味ありげに笑った。ー
？)ちょっと……ね。
貴方)…………？
ー綺麗すぎる笑顔に違和感を感じる。
そう思い色素の薄い彼の瞳を見つめると……。ー
？)君は……何者なのかな？
ー彼の手が僕の髪に触れて
僕の左目があらわになった。ー
？)へぇ……白い瞳か…。
貴方)ｿﾞｸｯ！
？)どうかしたかい？
ー僕の本能が直感した。
[この男は危険。]だと。ー
貴方)い…え、何でも無いですっ！
さ……さようならっ！！！
ーそれだけ言って僕は踵を返して走った。ー
貴方)(おかしい…。
おかしい！おかしい！！おかしいっ！！！)
ーあんなの初めてだ。僕が……。
僕の左目が……相手の本質を見抜けなかった。ー
貴方)なんなんだよっ！あの人っ…！！！
ー僕はそのまま朱ちゃん達の所まで
全力疾走していった。ー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆかりんごの助(プロフ) - カミコロ........wどこかの風紀委員長でしょうかw (2015年10月16日 3時) (
レス) id: 88530cc84d (このIDを非表示/違反報告)
妃芦華(プロフ) - はじめまして、妃芦華です！ 続編楽しみです!!更新頑張って下さい！ (2013年12月2日 1時) (レス) id: a64d9d33db (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル - クリスタルです!一位はモデルでした。モデルなんてあたしにとっては夢の夢の夢の彼方です…(-o-;) (2013年12月2日 0時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
ユヒア - クリスタルさん» 一位はやっぱりケーキ屋とかですか？ (2013年11月30日 23時) (レス) id: d23b56bf56 (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル - クリスタルです!やっぱり女の子は絵を描くのが好きなんですよね!仕事図鑑って本に女の子がなりたい職業ランキング5位がマンガ家でした…何か驚きです (2013年11月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユヒア | 作成日時：2013年8月25日 21時
