恋愛計数-４９：悲しみ ページ50
ー貴方sideー
貴方)……。
ー鉄製の階段を上るたびに
静かな空間に足音が大きく響く。ー
ゆき)……。
ー隣にいる女の子が僕に助けの視線を送る。
けど……僕に出来ることは無い。ー
朱)止まりなさいっ！
ゆき)朱！
ー朱ちゃん…。あぁ…。良かったよ。
これで僕はこいつから解放される。ー
朱)ゆき！Aちゃん！
今助けるからっ！！！
ー必死だな……。
羨ましい。僕はそんなに必死になれない。ー
槙島)君の顔は知っているよ。
公安局の常守朱だね。
朱)あなたがふたりを……っ！
槙島)僕は槙島聖護。
ー驚く朱ちゃん。まぁ…足跡は残るものだ。
さすがの彼も100％の証拠は消せない。ー
槙島)さて…。この子を返して欲しいかい？
ー女の子の手錠を鉄柵にかけて拘束する。ー
朱)当たり前でしょう！
槙島)では…。僕を楽しませてくれ。
ー猟銃を下に投げ捨てる。
そして僕を強く引き寄せた。ー
貴方)なにを……？
槙島)逃げないように……ね。(ﾆｺｯ
ー僕の手錠を片手だけ外して
それをそのまま自分の左手にかける。ー
貴方)…………。
槙島)さぁ…。彼女を助けるには……。
本物の殺意を手に取らなければ……。
朱)うそっ！？なんで！？
犯罪計数が…………！！！
ーやっぱり……。なんとなく分かっていた。
彼は特殊体質だったんだ。ー
貴方)…………。
ー女の子の首にカミソリを添える。
僕は彼に気づかれないようにポケットに
手をいれた。ー
槙島)ねぇ、A。
貴方)っ！(ﾋﾞｸｯ!
ーポケット内の刃物の感触が指先に触れるのと
ほぼ同時に声をかけられた。ー
槙島)君は…………本当に僕が嫌いなんだね。
ーいつもと変わらない声色。
いつもと変わらない口調。ー
貴方)……。
ー今なら殺せる。ー
ー僕なら……彼を殺せる。ー
ーそれなのに……。ー
貴方)………なんで…。
槙島)………。(ﾆｺｯ
ーあなたは悲しく笑うんだ。ー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次からは続編っ！！！！！
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ゆかりんごの助(プロフ) - カミコロ........wどこかの風紀委員長でしょうかw (2015年10月16日 3時) (
レス) id: 88530cc84d (このIDを非表示/違反報告)
妃芦華(プロフ) - はじめまして、妃芦華です！ 続編楽しみです!!更新頑張って下さい！ (2013年12月2日 1時) (レス) id: a64d9d33db (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル - クリスタルです!一位はモデルでした。モデルなんてあたしにとっては夢の夢の夢の彼方です…(-o-;) (2013年12月2日 0時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
ユヒア - クリスタルさん» 一位はやっぱりケーキ屋とかですか？ (2013年11月30日 23時) (レス) id: d23b56bf56 (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル - クリスタルです!やっぱり女の子は絵を描くのが好きなんですよね!仕事図鑑って本に女の子がなりたい職業ランキング5位がマンガ家でした…何か驚きです (2013年11月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 012b0e5baa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユヒア | 作成日時：2013年8月25日 21時
