✧ 𝟏𝟖 ✧ ❤︎ ページ19
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『……っえ。』
なんで、顔がだんだん近づいていって…
『まっ…って』
抵抗するにしては弱く声が掠れる。
なんで私、彼の瞳から目が離せないの？
…なんで私手を振り払えないの？
……ねえ、この心から湧き上がってくるようなものはなに？
猗窩座君、これは感情なの？
気づけば猗窩座君は私の顔…＿＿＿
ではなく、私の首へと顔を埋めていった。
気づけば頬に添えてた手も首へと移動している。
『………？
あか……ざっ！？』
首にきた吸い付けられるような痛みに全身がぞわぞわと巡る。
……私もしかして喰われる？？
でも、にしてもあまり痛くない気が…なんなら少しくすぐったい＿＿っ
『あっ…まっ…これ、変……っ』
変な声がでちゃう……っ
猗窩座君の肩をトントンと叩けばようやく私から離れてくれた。
ペロリと舌を生えずり、満足したような顔をしている。
首元を見れば、歯形の跡がついていて赤く染まっていた
……さすがに血は入れてないみたい
『っはぁ…なんで…？』
呼吸を整えながら肩を揺らす。
「こんな稀血の人間を目の前に抱きしめていたのだから仕方ないだろう。
鬼の本能だ。」
喰ってないだけ感謝しろといいながら鼻息を吹いた。
「(……そんな表情されたらなんだか、癖になってしまいそうだ。)」
Aは知らない自分が今どんな表情になっているかを。
…気づけば感情が浮き出ているのも。
『(なにもお礼できてないし…まあ満足そうにしてるならいっか。
手ぬぐいを貼って隠しておかなきゃな)』
と私はまだヒリヒリする首を触りながらため息を吐いた。
『……もう首噛まないなら、もう一回抱きしめてよ。』
そういって手を広げるとはっと鼻で笑われた。
「なんだ？抱き締めるのが癖になったのか？」
『………否定は…
でき…ない。』
むず痒くて、顔を伏せてしまう、
彼の顔は…見れないからどんな顔をしているのか私にはわからない
でも、もっと抱きしめたらこの湧き上がってきてる何かをなんなのか知れるかもしれない。
「……今夜はこれで最後だぞ。」
といいながらまた私を優しく抱き寄せ、
感じないはずの体温の暖かさを感じながら私はまた居心地よさに堕ちる。
……あ、猗窩座くんの心臓、すごく鳴ってる。
あれ、でもこれ、猗窩座君だけの心音じゃない…？
-「ドキドキするの！」-
『……気のせい。だよね？』
蜜璃さんの言葉を思い出しながら目を瞑った。
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アイ - カナデさん» ほんとダァー‼Σ（ﾟдﾟlll）ごめんなさい！累死んだからその代わりに魘夢が壱なされたのかと思ってた… (6月16日 21時) (
レス) id: 5b533a9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - アイさん» 下限の壱は無限列車編のエンム（漢字が出てこなくてすみません）ですよ。 (6月14日 22時) (レス) id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - カナデさん、累って下弦の壱なんじゃ… (6月14日 22時) (レス) @page19 id: 5b533a9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
(/・ω・)/にゃー！ - 好こです!更新待ってます( *´꒳`* ) (5月28日 15時) (レス) @page19 id: 8041d07d05 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - 累くんは下弦の伍ですよ。 (5月12日 14時) (レス) @page10 id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見草 | 作成日時：2023年5月6日 20時
