✧ 𝟏𝟔 ✧ ページ17
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-その夜旧屋敷にて-
私は「また」を信じて猗窩座くんを待っていた。
鬼を信じるなんて、きっと猗窩座くんで最初で最後だろうな
ずきゅーんってどきどきって心臓に…か。
やはり何度考えても何度思い返してもそんなことなったことがない。
心臓が高鳴ることがあるといえば戦っている時ぐらいだ。
じゃあなんだ？私は鬼に恋をしているってこと？
……いや、でもいつでも思ってるわけじゃないし＿＿
鬼といえば猗窩座くんしか思いつかないし…
私は猗窩座君に恋してる…？
いやでもしっくりこないなぁ。
「おい。きたぞ」
見上げると目の前にいつの間にか猗窩座君が聳え立っていた。
…気配に気づかないほど考え事してしまうなんて、最近の私は抜けてるなあ
聞き覚えのある声に鬼なのになぜか安心してしまった。
ちゃんと「また」を果たしてくれたみたい
『猗窩座君＿＿ほんとに来てくれたんだね』
と"いつものように"優しく微笑む
すると呆れたようにため息をついた
「お前を鬼にさせたいからな。」
そういうと彼は私が座ってくれた縁側の隣に自然と座る。
まだ隣にきて。とも言っていないのに
隣に座った猗窩座君の横顔を眺めると、
整った顔をしている…と改めて思った、
顔つきも模様でわかりづらかったけどよく見ればちょっと幼いし、
桃色のまつ毛も長く、月光で輝いて艶やかに光っている。
……綺麗だなあ。
…でも別にどきどきとか心臓に変化はない。
やはり私は猗窩座君にまだ恋をしていないんだ＿＿＿
もっと知りたい、恋がなにか、この身で実感して。確かめて。
「…なんだ？じろじろと」
『あ、ご、ごめん。』
「あまり見ないでくれ…どうすればいいのかわからなくなる。」
顔を逸らされ、少しの沈黙が流れた。
『……今夜はどうする？』
「…また試せばいいんじゃないのか？
お前のいう愛が何かわかるかもしれない、それぐらい付き合ってやると言っただろう」
冷たい夜風が鳴いて肌に当たる。
またしばらく沈黙が流れ…私は意を決して固い口を開いた。
『……じゃあ、また抱きしめても、いい…かな？』
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アイ - カナデさん» ほんとダァー‼Σ（ﾟдﾟlll）ごめんなさい！累死んだからその代わりに魘夢が壱なされたのかと思ってた… (6月16日 21時) (
レス) id: 5b533a9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - アイさん» 下限の壱は無限列車編のエンム（漢字が出てこなくてすみません）ですよ。 (6月14日 22時) (レス) id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - カナデさん、累って下弦の壱なんじゃ… (6月14日 22時) (レス) @page19 id: 5b533a9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
(/・ω・)/にゃー！ - 好こです!更新待ってます( *´꒳`* ) (5月28日 15時) (レス) @page19 id: 8041d07d05 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - 累くんは下弦の伍ですよ。 (5月12日 14時) (レス) @page10 id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見草 | 作成日時：2023年5月6日 20時
