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英智side
『…あの』
しん、と静まり返った会議室で、恐る恐る彼が手を挙げた。
『…俺、なんでここにいるんですかね…？』
夏目「さぁネ。また
ふんっ、と逆先くんが鼻をならす。
…全く、あれからもう20年近く経つのにまだ嫌われているなんてね。
反省はしてるけれど、後悔はしてないよ。
うん、反省はしてるとも。
…僕が、Aを壊したようなものだしね。
日和「んもぅ、早く話すなら話して欲しいね！時間は有限なんだからね？」
日和くんもぷんぷんと頬を膨らませて怒ってる。
この歳になってまでそんな事ができるのは君くらいだよ…
僕は、とてもじゃないけれど出来ないからね。
英智「そうだね、そろそろ時間だ。まずは、今日君たちを呼んだ理由から話そうかな？」
ぐるりと会議室を見渡せば、3対の瞳と視線があった。
不機嫌そうに細められた逆先くんの瞳。
興味がなさそうに僕を見る日和くんの瞳。
それから…戸惑ったようにきょろきょろと動くAくんの瞳。
…ああ、本当に。
怖いくらいに綺麗な瞳だ。
英智「今日はAくんに少し確認したいことがあってね。それでAくんを呼んだんだ。その証人として、逆先くんと日和くんを。本当には月永くんにも声をかけたんだけれどね、来てくれなくて」
不思議だよね？
"我が王の為なら、我が身を粉にして"とか言いそうな月永くんが来ないなんて。
まあいい。
日和くんと逆先くんがいれば…まぁ大丈夫だろうからね。
『…俺に確認したいこと、ですか…？』
英智「そう。とりあえず、君はどこの事務所に入るんだい？」
『…事務所…』
うーん…なんて彼が眉を寄せる。
彼がP機関に認められて早数週間。
未だ事務所には入ってないらしいからね。
もちろんスタプロからも勧誘しているんだけど、どの事務所にも色良い反応がないらしくて。
今この場にはリズリンを除いた3事務所が集まっている。
ちょうどいいだろう？
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GurauGa(プロフ) - 最高に最高して最高でした。あの一気に前作から見たんですけどここまで完成されている心が打たれる作品に合うのがもう久しぶりすぎて涙が止まりません（➰〰➰）ﾉ王の安らかなる眠りを願います。 (2022年11月27日 2時) (
レス) @page34 id: 1e7013ed24 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 伊弉冉アリスさぶさん» ご愛読頂きましてありがとうございました！少しでも王の気持ちを知っていただけたのならば嬉しいです♪ (2021年11月3日 20時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - るるるーさん» ご愛読頂きましてありがとうございました！アンケもありがとうございます！ (2021年11月3日 20時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
伊弉冉アリスさぶ - 連続すみませんorz面白かったです！王になんてなりたくなかったのところで、偶像崇拝の瑞沢くんの最後を思い出し、本当の気持ちを抑えてでも皆の王でいたい、という気持ちが伝わり、それに気づいた時には鳥肌が立っていました…素晴らしい作品をありがとうございました (2021年11月1日 2時) (レス) @page29 id: c2abd4fe86 (このIDを非表示/違反報告)
伊弉冉アリスさぶ - 完結おめでとうございます〜！この作品が出来てから、『偶像祟拝をもう一度読まなければ……！』となり、夜遅いにもかかわらず1から最後まで読んでしまいましたw (2021年11月1日 1時) (レス) @page34 id: c2abd4fe86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2021年10月19日 12時
