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日和「君、Eveに来ない？勿体ないね！そのしなやかな体と十分な背丈と伸びやかで柔らかな声！ぼくとジュンくんに合わせたらもっともっと良くなるに違いないね！」
『…』
日和「ぼくがこうして直々に勧誘してるんだから、感謝するといいね！ジュンくん以来だね、こんなの」
あー…またそういう系…？
もうさ、そういう勧誘系はDDDの時でお腹いっぱいだよ！
『有難いですけど、遠慮しておきます』
なるべく口元を見せないようにしつつ、巴サンに返事をする。
巴サンが俺と肩を組んで、客席に向かって手を振った。
黄色い声が響きわたって、観客たちは大盛り上がり。
日和「どうして？」
『くそ弟弟子のいるユニットになんか、死んでも行きたくないんで』
日和「ふふっ確かにそれはそうだね」
巴サンがくすくすと笑った。
どうせ、俺が茨の兄弟子だっていうことも調査済みなんでしょ？
なのに、なんであのくそ弟弟子のいるユニットになんかいかにゃならんのか。
茨と四六時中一緒にいるとか…
う"え…考えただけで悪寒がするね。
『…それに、Trickstarは5人揃って星になりますから』
観客で未だ俯いたままの転校生を見る。
俺たち5人が集まって、ひとつの星になるんだ。
その小さな星を包み込んで、大切に大切にしてくれて、俺たちがさらに輝けるようにってしてくれるのが転校生。
まさに勝利の女神だよ。
だから…ねぇ、転校生。
不安に感じなくていいんだよ？
俺たちは、君がいれば…君が笑ってくれるなら、なんだって出来るんだから。
日和「ふふ、素晴らしいまでの絆だね！」
『そりゃどうも』
日和「でも、ぼくたちはいつまでも待ってるからね。もちろん、茨も」
…え？
聞き返そうとした瞬間にマイクがオンになる。
あ〜も〜…タイミング悪すぎない？
ともあれ、俺たちTrickstarは6人で"本物"になれる。
だから…これから先、どんなことがあっても、俺はTrickstarから離れないよ。
天変地異が起ころうとも。
…ああでも、過去について知られたら＿＿＿
俺の前で踊る4人を見つめる。
＿＿＿一緒には居られないかもしれない。
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さや - 了解です！ありがとうございます！ (2021年10月31日 9時) (
レス) id: 0ecd0e312f (このIDを非表示/違反報告)
魚 - さやさん» リクエストの件ですが、そんなにすぐには書けないと思います…大蛇が完結でき次第新作として出せるよう準備中ですので、お待ち頂ければと… (2021年10月31日 8時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
さや - 魚様Ra*bitsの小説は書けないのでしょうかそれと、少しの間更新されていなかったので心配しました〜！ (2021年10月30日 20時) (レス) id: 0ecd0e312f (このIDを非表示/違反報告)
鮭 - なるほど…茨ですか…同担拒否過激ツンデレ厄介オタクになること間違いありません(真顔) (2021年10月20日 18時) (レス) id: 65b465303e (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 鮭さん» 作者的には、茨が過激派限界オタクしてたらめちゃくちゃおもしろいな〜…と思いますね（真顔） (2021年10月20日 17時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2021年9月26日 12時
