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sha「迎えに来たで」
後ろから声がして振り返ると、優しく微笑んで立っているシャオロン様の姿があった。
手を差し出されるから、そっとその手をとる。
sha「なんのもてなしも出来ずごめんな」
そう言いながら笑う彼の目線の先には、あの時半壊した村。
半壊したはずの村はもう元通りになっていて、少しだけ驚いた。
そんなに時間が経ってるのかって。
そういえば、シャオロン様も笑ってるけど、やっぱりどこか残念そうだった。
sha「ロボロから話は聞いとる。俺もあんたに協力するわ」
その言葉に、少しだけ違和感を覚えた。
『……ロボロ様とシャオロン様は、仲がいいんですか？』
sha「なんで？」
『あ……その……あっさり話を信じるあたり…仲がいいのかなって…』
sha「まあ、な！俺らはマブダチやから！」
嬉しそうに笑ったシャオロン様に、私もつられて笑う。
そっか、お友達なんだ。
そうだよね…花嫁伝承で争い合っていても、敵対しているとは限らないもの。
これ、ちょっと早いけどお祝い、と豚のピンをもらった。
なんで豚？と思ったけど、なるほど。
シャオロン様のニット帽についてるやつと同じなのか…
sha「次どこ行くん？」
『海…ですかね』
sha「海か……送ってくで」
そう言って、シャオロン様がまた大きなポメラニアンになる。
ちょっと背を屈めてくれたから、背中に乗った。
sha「ちなみに誰んとこに嫁ぐん？」
『ふふ、内緒です』
sha「ケチやな〜！」
『1番最初に伝えたいですから』
久しぶりに乗る彼の背中は、相も変わらずふかふかで心地よかった。
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魚(プロフ) - もも王さん» ありがとうございます！ (2020年6月18日 18時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
もも王 - 魚さん» いえいえ！推しはもちろん好きですが、この作品も大好きなので応援しています！結構初期の方から見ていたので、これからも頑張ってください！ (2020年6月18日 16時) (レス) id: ddd6641eac (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - もも王さん» うあー…なんだか申し訳ないです…あともう少しで完結すると思うので、これからもよろしくお願いします… (2020年6月18日 7時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
もも王 - Ohh・・・推しが二人も娶らない宣言してしまった・・・。それでもいい！見続ける！！頑張ってください！ (2020年6月18日 7時) (レス) id: ddd6641eac (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - 理央さん» いやぁ、なんかこの2人はセットかなぁ、なんて思ったので←ありがとうございます！ (2020年5月14日 16時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2020年4月23日 11時
