詐欺にはご注意を！【ci】

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立っていたのは糸目のトルコ軍服を着た人。



os「いらっしゃいめう！」



我々国筆頭外交官、オスマンさん！

大の甘いもの好き！

紅茶はストレート派！



ci「おしゅま………おすまんしゃ……オスマンさん。早速ですが、詐欺に対する対策などありますか？」



マイクに模したトイレットペーパーの芯をオスマンに向ける。

噛んだのはノーカンやで！



os「せやね、噛まないことめう」



くそが！

ノーカンや言うたやん！



os「Take2するめう！」

ci「…オスマンさん、詐欺に対する対策などありますか？」

os「ないめう」

ci「ないんかぁぁい！」



大きく振りかぶったトイレットペーパーの芯は、床に1度だけ跳ねた後に、備えてあったゴミ箱に入った。



os「ナイッシューッ！」

『ないっしゅー！』



きゃーきゃーと囃し立てる2人にイラッときたのは内緒や！



ci「え、ほ、ほんまにないんすか」

os「ないめう！てかそもそも詐欺にあったことないめう。どうやって詐欺に会うん？逆に教えて欲しいめう」



じーーーっと見つめられて、あまりオスマンさんとあんまり喋ったことのない俺としては帰りたい。



ci「…帰ります」

os「えー？お楽しみはこれからめうよ！」



がっと机の下から持ち上げたのは、最近出来たというケーキ屋の箱。

確かここって…



『あー！ここって、パスタが有名なお店の隣に出来た、"Güneş işareti"っていうケーキ屋さんですよね！１回食べたかったんですー！』

os「せやねん！美味しいで、ここ！何食べるめうー？」



きゃいきゃいとJKし始めた2人に置いてかれた俺は、額を押さえた。

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